ジャニーズ、SixTONES&Snow Manに次ぐ注目グループは? 19年取材現場から見る新世代の魅力【記者コラム】

引用元:オリコン
ジャニーズ、SixTONES&Snow Manに次ぐ注目グループは? 19年取材現場から見る新世代の魅力【記者コラム】

 SixTONES、Snow Manが22日にいよいよジャニーズ初の同時CDデビューを果たす。一昨年にはKing & Princeがデビューしたばかりだが、2019年大みそかから1日未明にかけて東京ドームで開催された毎年恒例のライブイベント『ジャニーズ カウントダウンコンサート 2019-2020』では、歓声の大きさからも盛り上げ方からも、ジャニーズの新世代グループの勢いを例年以上に感じさせられた。『カウントダウンコンサート』のフジテレビ系生中継前のステージに登場したグループを中心に、SixTONES、Snow Manに次いで今後の飛躍が期待される面々を、昨年の取材現場の様子とともに紹介する。

【写真】なにわ男子と関ジャニ∞の紅白ステージで共演したピカチュウ

 例年もデビュー済みのグループが中心となる生中継前のステージだが、今年はジャニーズJr.屈指のダンススキルを誇る7人組グループ・Travis Japanがトップバッターを務めた。昨年10月には米・アーティストのオースティン・マホーンの来日公演のスペシャルゲストとしてライブにも参加し、11月には初の単独主演舞台『虎者-NINJAPAN-』を経験。現在はHey! Say! JUMPのドームツアーに帯同しており、年末の音楽番組では予告なしに嵐のバックダンサーとして登場したことでツイッター上位トレンド入りを果たすなど高いパフォーマンス力でじわじわと人気を集めている。

 とりわけ、ダンスが取り上げられることが多いTravis Japanだが、8月の単独主演舞台の製作発表と11月の初日会見ではトークスキルも格段にアップ。メインでの会見が初めてだった製作発表ではどこか緊張気味な面持ちだったが、3ヶ月後の初日会見では舞台のみどころはもちろん、ジャニー喜多川氏や滝沢秀明社長のエピソードも飛び出し、一発ギャグの無茶振り、披露、フォロー…としっかり全員が爪痕を残そうとする姿やチームワークの良さが印象的だった。元日のHey! Say! JUMPのコンサートMCでは途中から登場すると先輩たちに突っ込まれながらも笑いを起こし、パフォーマンス力だけではないトーク面での伸びしろに感心させられた。

 続いて登場するなり大歓声を浴びたのが今、破竹の勢いをみせている関西ジャニーズJr.のなにわ男子。先輩である関ジャニ∞・大倉忠義がプロデュースを務め、関ジャニとの昨年末の『紅白歌合戦』での共演も記憶に新しい。昨夏には『24時間テレビ42』の関西ローカル枠・ytvスペシャルサポーターに就任。個人でのメディア出演もめざましく、西畑大吾は先日放送されたフジテレビ開局60周年記念特別企画『教場』で主演である木村拓哉を相手にも怪演をみせて存在感を発揮。道枝駿佑は映画『461個のおべんとう』(秋公開)で井ノ原快彦の息子役に起用されるなど俳優としても注目されている。

1/3ページ