2019年はNHKのドラマ4作品に出演し、実力派として評価が高まっている小芝風花(22)。その実力のウラには近藤正臣のアドバイスがあったという。
19年はどんな年だった?
「去年はNHKドラマで始まり、NHKで終わり、役の振り幅が広くなって女優としてやり甲斐のある一年になりました」
演技の評価が高まっているが、気を付けていることは?
「事前に演技を固めて挑むというより、現場に入ってから、見たまま、受け取ったまま演技をすることの方が多いです」
現場に入ってとは?
「20歳の時に近藤正臣さんと共演する機会があり、ご飯に連れていってくださって『現場に入ったら周りを見た方がいいよ。僕はね、美術さんが用意してくれたお茶を飲んだりするんだよ』と教えてくださいました。私たち演じる側が役作りをするように、美術さんはお部屋を造ってくれていたり、現場ではみんなのイメージが融合して化学変化が起きるということなんです。そう聞いてから現場を見回すと、私の役はきちょうめんな女の子かと思ったら、意外と大ざっぱなところがあったり、共演される方のセリフの表現に対してどう返すかを考えるようになり、演技がより楽しくなりました」
休日はどう過ごす?
「友達と買い物に行ったり。でも私、仕事の時以外はチキン(小心者)で、店員さんに声をかけられるとキョドっちゃう(笑い)。高校の同級生だった女優の森高愛ちゃんとはタイミングも合うことが多く、時間ができると会います。1月はセールとかお買い物行きたいなって思っています」
今年挑戦したいことは?
「陶芸。乗馬や日舞とか自分の武器になるものも身に付けたいですね。女優としては明るい役が多いので、猟奇的な女の子とか“陰”な役に挑戦して、今までにない自分を見ていただけたらと思います!」
小芝風花の2020年の抱負は…「猟奇的な女性とか“陰”な役に挑戦したい」
引用元:日刊ゲンダイDIGITAL