久保田利伸「まさか自分が素っ裸になるとは…」新アルバムジャケット撮影の経緯は…

引用元:TOKYO FM+
久保田利伸「まさか自分が素っ裸になるとは…」新アルバムジャケット撮影の経緯は…

アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」。11月26日(火)の放送は、シンガーソングライターの久保田利伸さんが登場。ニューアルバム『Beautiful People』の制作秘話を話してくれました。坂本:16枚目のオリジナルアルバム『Beautiful People』が、11月27日(水)に発売されます。素晴らしいアルバムで、タイトルもジャケットも大好きです。

久保田:いいタイトルですか? 僕、迷ったんですよ。最後の最後には“わかりました。タイトルは『Beautiful People』にしましょう”ってなったけど、本当はいくつか候補があって。アルバムタイトルを決めなきゃいけないギリギリのタイミングの、3ヵ月前には“Universal Language”ってタイトルにしたいなって。「音楽はUniversal Language(共通言語)だ」ってことをよく言うじゃないですか。

でもスタッフがみんな「いや、“Universal Language”みたいな理屈じゃなくて、もっと簡単で人の心をフワーっとさせるような、温かくてハッピーな言葉はないですかね?」って。でもこの“Beautiful People”って言葉は、“キレイ”ってことじゃなくて、“素敵!”とか“嬉しい!”ってときに、“It’s beautiful.”って言うじゃない。

僕も普段使っている言葉なので、「そうか。そこまで言うなら、超簡単で美しくてあたたかい言葉を……」ということで、最後にこのタイトルにしたんです。いろいろあったんです。

坂本:そうなんですね!

(中略)

坂本:(アルバムジャケットは)素っ裸の人間が砂漠にいる、というアートワークですね。写っているのは久保田さんですが……。

久保田:僕って言わなきゃわからないですよね?

坂本:いや、それはわかりますね(笑)。

久保田:僕なんですよ、それが。まさか自分が素っ裸になるとは思わなかった。

坂本:フルヌード! ノーCGって噂でしたが。

久保田:そんなことは全然していないですよ。ちゃんと撮りましたよ。

坂本:すごく鍛えられていますね。

久保田:よっぽどのことがない限り、週に2回はジムに行ってます。

(中略)

ジャケットデザインのアイデアは5つくらいあって。どれも良かったんだけど、『Beautiful People』というタイトルということで、何もなくなったところに素の人間がいて……。「裸の心ってどういうこと?」っていうような注釈をつけて、最終的に裸の男が何もない砂漠を走っているというアートワークになりました。これがダントツに良かったので、このデザインにしました。

(TOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」11月26日(火)放送より)