2020年“寅さんイヤー”続く 「贋作 男はつらいよ」の注目度

2020年“寅さんイヤー”続く 「贋作 男はつらいよ」の注目度

 年も明け、これから続々とスタートする新ドラマ。とっておきのオススメのドラマを2本。

 5日、スタートするのが「プレミアムドラマ 贋作 男はつらいよ」(NHKBSプレミアム 全4回)。

 昨年は映画「男はつらいよ」シリーズ開始から50年目の年ということで、寅さんの少年時代を描いた「少年寅次郎」(NHK総合)を放送。さらには新作映画「男はつらいよ お帰り 寅さん」も公開されたが、新しい年もまだまだ寅さんイヤーは続く。

 このドラマは「男はつらいよ」が現代の大阪に蘇ったら……というストーリー。寅さんを桂雀々が、妹のさくらを常盤貴子が演じる。最初のマドンナは松下奈緒で全員大阪弁をしゃべるというから、果たしてどんな寅さんになるのやら。原作・脚本に山田洋次が関わって本物による贋作というから愉快。

 もうひとつ。6日にスタートするフジテレビ系月9が「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」。あらゆるビッグデータから予測された犯罪を未然に阻止する特命班「未然犯罪捜査班」(通称ミハン)の活躍を描く刑事もの。主演の沢村一樹をはじめ、横山裕、本田翼ら前作からのキャストに加え、お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品が捜査1課刑事のキャリアとして俳優デビューする。「スプーンに映った小栗旬」といわれる粗品。演技のほどは?