SixTONES、新年に紅白の誓い!昨年は企画枠で“出場”も「今年は自分たちの力で」

SixTONES、新年に紅白の誓い!昨年は企画枠で“出場”も「今年は自分たちの力で」

 ジャニーズJr.の6人組、SixTONES(ストーンズ)が4日、横浜アリーナで全国アリーナツアーの初日を迎えた。22日のCDデビューを目前に控え、大きな注目を集める中、X JAPANのYOSHIKIが作詞作曲したデビュー曲「Imitation Rain」を初めてフル歌唱。昨年末のNHK紅白歌合戦にジャニー喜多川さんをしのぶ企画枠で“初出場”したが、田中樹(24)は「今年は自分たちの力で出場したい」と堂々宣言した。

 ついにデビューイヤーが幕を開けた。

 SixTONESは22日にJr.の9人組、Snow Manとジャニーズ初の同時CDデビュー。今ツアーは3月29日の北海道公演まで5都市18公演で約22万人を動員するが、今月4~7日の横浜アリーナ公演がJr.として最後のライブとなる。

 この日はデビュー曲「Imitation Rain」や初披露のカップリング曲「NEW WORLD」などを熱唱。全曲の過半数の16曲がオリジナル曲で、デビュー前とは思えない完成されたステージで1万5000人を魅了した。

 年明けの横アリ公演といえば、これまで嵐やHey!Say!JUMPなどが開催してきた人気グループへの登龍門。田中は「デビュー日をまたいでファンと同じ空間で過ごせるのは心強い」と笑顔。横浜出身の高地優吾(25)は「成人式も横アリだったし、人生の大きな1ページになる」と感慨深げだ。

 昨年の大みそかはSnow ManとともにNHK紅白歌合戦でジャニーさんが愛した舞台「ジャニーズ・アイランド」の定番曲「LET’S GO TO EARTH」などを披露。田中は「ジャニーさんのおかげでステージに立てた」と亡き恩師に感謝した。

 6人のパフォーマンスを見届けたジャニーズ事務所の滝沢秀明副社長(37)は「ジャニーさんも安心している」と納得顔。本編終盤には滝沢氏の発案で前夜にメンバーそれぞれにデビュー年の本音を聞いたメッセージを流した。続けて本編ラスト曲「Imitation Rain」へ。思いがこみ上げた6人は歌唱しながら涙した。

 YOSHIKIがデビュー曲を提供したのは、北米進出を目標に掲げるSixTONESの思いに共感したため。年男のジェシー(23)は、今後について「海外のイベントに出たいし、YOSHIKIさんと共演したい」。大先輩の背中を追い続ける。