大久保佳代子「“情”を持ってあげないと。可哀想だから」顔にコンプレックスを持つ相談者にアドバイス

引用元:TOKYO FM+
大久保佳代子「“情”を持ってあげないと。可哀想だから」顔にコンプレックスを持つ相談者にアドバイス

大久保佳代子がパーソナリティをつとめ、ゲストと一緒にリスナーのお悩みに寄り添い、癒しを与えるTOKYO FMの番組「KOSE Healing Blue」。12月22日(日)の放送は、お笑いコンビ・たんぽぽの川村エミコさんが登場。リスナーのお悩みに応えました。

<リスナーからの相談>
顔にコンプレックスがあって、メークや美容に積極的になれません。もちろん、一通りのケアやメークをしているのですが、“私がメークしてもなぁ……”と思いながら義務でしている感じです。いろんなメークを試している同僚を見て、“いいなぁ……”と思うけど、思うだけです。どうやったら自分の顔を好きになることができるのでしょうか? 大久保さんは自分の顔、好きですか?(ラジオネーム:ディルディルさん 女性)

大久保:自分の顔が好きか嫌いかで言ったら、好きじゃないです。

川村:あっ。わかります。

大久保:わかります(笑)?

川村:それは、大久保さんがという意味ではなくて、私自身やっぱりコンプレックスがあるので。

大久保:“本当にもう嫌だ”“こんな顔、取り替えてほしい”とか、そんなんじゃなくて。この顔と48年も付き合っているので、愛着や情はあるので。この先も、この顔で行くしかないんだから。

川村:そうです。あと、慣れますよね。

大久保:うーん。鏡で自分の顔を見るときあるじゃん?

川村:毎朝見ますよね。顔洗うときとか。

大久保:メークをするときとかね。人にも指摘されたんだけど、自分の顔を鏡で見るとき、いい顔してるんだよね。私の場合。気の抜いた顔していないんですよ。

川村:わかります!

大久保:鏡を見るとき、ちょっと目を開いた顔をしているので、その印象がある。それで、自分が出ているテレビを観ていると、気の抜いた顔をしているんですよ。

川村:わかります!

大久保:人に悪口を言っているときは、まぁ醜い顔をしていて。

川村:確かに、気を抜いた無防備な顔を見て、愕然とするときありますよね。

大久保:ある。だからといって、メークや美容に積極的になれません! でも今は、メークでだいぶ変わるからね。

川村:変わりますよ!(テレビ番組などの企画で)私もだいぶ変えさせていただいていますよ。

大久保:そうですよね。私たち、よく「ビフォー・アフター」系の変身企画をやるしね。だから、騙されたと思ってじゃないけど、メークに頼っていい気がするんだよね。

川村:そうですね。

大久保:相談者のディルディルちゃんは、今のところおそらく自分の顔がそこまで好きじゃなくて、ちょっと見捨てている感じがするので。

川村:そう。なんかもったいないですよね。もう、一生付き合って行くしかないので。どうしたらよくなるかを考えたり。

大久保:それこそ、長年付き合っているカップルや夫婦だって、最終的には情で一緒にいるんでしょ?

大久保:そしたら、顔にだってさ。情が生まれれば、“儲け物”ぐらいで。だから、自分の顔に情はちゃんと持ってあげないと。可哀想だから。で、ちょっと色も付けてあげたりしたらね。喜ぶかもしれない。

川村:そうですよね。中学のときに読んだ雑誌で、木村拓哉さんが「自分の顔をたまには好きになってあげなきゃ、やってらんなくない?」みたいなことを言っていて。それを読んで、“なるほど!”って思ったんです。

大久保:キムタクさんは、超一流の超いいお顔を乗っけているからね。なるほどね。でぃるでぃるさんは、どういうお顔かわからないけどね、自分のお顔に情を持ってあげてください。

(TOKYO FMの番組「KOSE Healing Blue」12月22日(日)放送より)