2020年こそ新情報を! 続報が待ち遠しいゲーム9選─あの作品、忘れてませんか? 期待作・注目作をピックアップ【特集】

引用元:インサイド
2020年こそ新情報を! 続報が待ち遠しいゲーム9選─あの作品、忘れてませんか? 期待作・注目作をピックアップ【特集】

2019年も、様々なタイトルがゲーム市場を賑わせました。小島監督の最新作『DEATH STRANDING』や、2019年の最高傑作に挙げる方も多い『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』、クリア後もつい遊び続けてしまう『ポケットモンスター ソード・シールド』など、外せないタイトルはいくらでもあります。

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その一方で、ユーザーから大きな注目を集めながら、新情報が久しく訪れていない期待作も少なくありません。また、2019年に発表されたものの、しばらく続報のない状態が続いているタイトルも。期待度が高ければ高いほど、新たな情報の到着が待ち遠しいものです。

そこで今回は、2020年こそ新情報が欲しい期待作や、続報が望まれている注目作などを独断でピックアップし、応援の意味を兼ねて改めて紹介させていただきます。なお、情報が定期的に出ていたり、発売時期などが確定している作品は除いています。

◆ニンテンドースイッチ向けに登場する、あの新作の続報が知りたい!
■『真・女神転生V』

悪魔合体や交渉で自分なりのパーティが編成でき、善と悪が相争う世界を描き続けてきた『真・女神転生』シリーズ。その新展開となる「『真・女神転生』最新作」が2017年1月に発表され、同年10月に本作の正式タイトルが『真・女神転生V』に決定しました。

アトラスは様々なRPGシリーズを展開しており、『真・女神転生』シリーズも無論外せない名シリーズのひとつ。しかも、据え置き機向けとしては久しぶりのナンバリング作品となるため、期待度も自ずと高まっています。ですが、開発陣によるコメントなどを除くと、『真・女神転生V』に関するリリースや続報は音沙汰がない状態が続いています。2020年は、悪魔が飛躍する年になりますように!

『真・女神転生V』続報にどうぞご期待ください! https://t.co/kv5yKyyWl6— 『真・女神転生』シリーズ公式 (@megaten_atlus) 2019年12月31日
ちなみに、期待感を高めるコメントが公式Twitterに寄せられました。続報、お待ちしております!
■『ベヨネッタ3』

稀代の魔女・ベヨネッタの活躍を、ノンストップの∞クライマックスアクションで描く『ベヨネッタ』シリーズ。悪魔や天使に対して苛烈な攻撃を躊躇なく行う一方で、どこか憎めない言動も魅力的で、そのキャラクター性とアクション性が相まって展開するバトルは、手に汗握る迫力と爽快感の二重奏。国内外で高い評価を博した、名作アクションです。

1作目がXbox 360とPS3向けに登場しましたが、続編となる『ベヨネッタ2』はWii U向けにリリース。しかも前作も封入され、2作品を同時に味わえる贅沢な販売形態となりました。さらに、『ベヨネッタ』と『ベヨネッタ2』はニンテンドースイッチにも登場(『ベヨネッタ』のみPCにも展開)。魔女の活躍が、より多くのユーザーへと広まっています。

ナンバリング3作目に当たる『ベヨネッタ3』が発表されたのは、2017年12月に行われたのThe Game Awardsにて。以来、約2年に渡ってファンが期待を高めながら、しかし詳細は明かされないままの日々が続いています。現時点で確定しているのは、スイッチ向けにリリースされるという点のみ。そろそろ、続報が欲しいところです。
■『メトロイドプライム4』

“メトロイドヴァニア”の語源のひとつとなった『メトロイド』シリーズは、広大な舞台を探索する横スクロールタイプのアクションゲーム。本シリーズは国内外で人気を博しており、様々な派生作も生み出しています。

この派生作の中でも特に支持を集め、独自のシリーズ展開を遂げているのが、主観視点アクション『メトロイドプライム』シリーズです。これまでナンバリングは3作品を展開しており、2017年開催のE3にて『メトロイドプライム4』を発表。大きな期待が、この続編に集まります。

ですが、しばらく沈黙状態が続いた後、2019年1月に「Metroid Prime 4 (Nintendo Switch) 開発状況に関するお知らせ」と題した動画を公開。この映像内で、本作の開発会社を「Retro Studios」に変更すると発表し、開発を一からやり直すと報告しました。そのため続報が出る時期はまだ読めませんが、リスタートによる積み重ねの成果が待ち遠しいばかりです。

しばらく音沙汰のない、PS4やスマホ向けの期待作にも注目

◆続報が待ち遠しい作品は、PS4やスマホ向けにもあるぞ! 発表から6年経つ作品も
■『deep down』

特殊な能力を持つ集団「レイブンズ」が“時代を読みに行く”という設定で展開する『deep down』は、記憶を読み取る(リーディング)RPG。Free-to-Playスタイルのタイトルとなっており、自動生成されるダンジョンへと挑みます。

本作が発表されたのは、プラットフォームであるPS4が発売されるよりも前でした。「PlayStation Meeting 2013」にて本作が初めて披露され、大きな注目を獲得。2013年の東京ゲームショウではプレイアブル出展も果たし、続報なども順次寄せられていました。

しかし、2015年に入ると新情報も途絶え、商標の再申請などの動きは見られるものの、具体的な動向は見えにくいまま今に至ります。本記事で取り扱うタイトルの中では、発表から最も時間が経っているタイトルなので、『deep down』の今がどうなってるのか、非常に気になります。
■『閃乱カグラ 7EVEN』

小気味良い忍アクションと、ビビットで魅力的なセクシー要素を組み合わせ、3DSやPS Vita、PS4など様々なプラットフォームで発展し続けている爆乳ハイパーバトル『閃乱カグラ』シリーズ。その5周年を機に、新作発表会「マーベラス×HONEY∞PARADE GAMES 『閃乱カグラ』新作発表会 2017」が行われ、PS4ソフト『閃乱カグラ 7EVEN -少女達の幸福-』が披露されました。

ですが、本作に関する具体的な詳細などが明かされることなく、2020年を迎える形となりました。これは筆者の実感に過ぎませんが、昨今ではセクシー表現の扱いがより難しくなってきたように思います。そういった時代だからこそ、『閃乱カグラ 7EVEN』が見せてくれる未来を、心待ちにしている方も多いことでしょう。
■『ロストオーダー』

『オウガバトル』シリーズや『ファイナルファンタジータクティクス』、『ベイグラントストーリー』などを手がけ、その優れた手腕で個性的な作品を生み出してきた松野泰己氏。多くのファンを持つ彼が放つ最新作は、iOS/Androidアプリとしてリリースされる『ロストオーダー』です。

しかも本作は、稲葉敦志氏などがプロデューサーを務めるほか、吉田明彦氏がアートディレクターを担当。松野氏と吉田氏は、上記の作品でもタッグを組んできました。実績豊かなクリエイター陣による新作となれば、多くのゲームファンが関心を寄せるのも当然の話でしょう。

ここまで、スイッチやPS4向けのタイトルを紹介してきましたが、スマホ向けにも続報が待ち遠しい作品は多数あります。その中でも、クリエイター陣のファンが特に多い『ロストオーダー』を、代表としてピックアップしてみました。クローズドβテスト終了以来、公式サイトの動きもないままなので、2020年こそ続報をお願いします!

発表は比較的最近ですが、特に関心度が高いタイトルもピックアップ

◆2018年~2019年に発表された注目作の続報も知りたい!
■『原神』

最後の3作品は、2018年~2019年に発表されたタイトルからピックアップ。これまでの作品と比べると比較的最近明らかになったものばかりですが、ユーザーの期待がより集まっており、この3作に熱い視線を送っている方も多いことでしょう。まずは、国内向けの公式Twitterアカウントが2018年に開設した『原神』です。

本作は、『崩壊学園』や『崩壊3rd』など、精緻なアニメ表現とゲーム性を両立させた作品で知られているmiHoYoの最新作です。2019年6月にクローズドベータテストが行われ、東京ゲームショウではPS4とスマホにてプレイアブル出典を実施。美しく描かれた世界や、軽快なプレイ体験を、来場者が短い時間ながらも楽しみました。

声優の発表やLINEマンガでの漫画連載などが行われている一方で、ゲームの詳細などはまだ伏せられたまま。2020年にリリース予定なので、今年続報が届くのは概ね間違いないでしょう。だからこそ、早く新情報が届いて欲しいものです。
■『ELDEN RING』

世界中にファンを持つフロム・ソフトウェアが放つ、完全新作アクションRPG『ELDEN RING』。プラットフォームはPS4/Xbox One/PCと選択肢が多いので、自身のハード環境に合わせてチョイスできるのも嬉しい点です。

2019年のE3で発表されたばかりなので、ゲームの詳細はまだ不明ですが、『ソウル』シリーズなどの代表作を持つ宮崎英高氏が関わっているため、発表当初から注目を集めることに成功。『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』の記憶も新しいため、関心が大きくなるのも必然でしょう。

発表からまだ半年ほどなので、続報を望むのは少々早いかもしれませんが、刺激的なプレイ体験の提供を続けてきた宮崎氏が、『ELDEN RING』で何を見せてくれるのか。期待が先走るのも無理のない話です。
■『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』続編

『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』が2019年を代表する作品のひとつならば、2017年を代表するゲームのひとつとしては『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が外せません。こちらも、世界中で多くのファンを持つ『ゼルダの伝説』シリーズの新展開として登場。ですが、本シリーズが持っていた常識やルールを打ち破る一作となっており、まったく新しい『ゼルダの伝説』となりました。

その挑戦的な姿勢は成功を収め、本作の世界的ヒットのみならず、同時に発売されたニンテンドースイッチを大きく牽引。ローンチタイトルとしての役割も十二分に果たしました。この『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の続編が動いているとなれば、ファンならずとも気になるところでしょう。

この『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』続編は、2019年のE3に合わせて発表。告知映像では、ゼルダ姫やリンクの姿が披露され、期待感を加速させました。その後、続編のシナリオプランナーを募集するといった動きが確認されましたが、詳細などの続報はまだ届いていません。

期待度の高さは、今回取り上げた9本の中でも指折りと言っていいほど。発表からは半年ほどですが、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』発売からは2年以上経っているので、続報が届く可能性は充分にあります。

今回は9本をリストアップしましたが、続報が待ち遠しいタイトルはこの他にいくらでもあります。先月、新映像が披露された『BABYLON’S FALL』や、アトラスの新規IP『PROJECT Re FANTASY』などが気になる方も多いはず。惹かれているからこそ、新情報が気になるというもの。期待に応える続報が、次々と訪れる2020年になりますように!