『破天荒フェニックス』チームワーク抜群の5人で座談会

引用元:オリコン
『破天荒フェニックス』チームワーク抜群の5人で座談会

 3日にテレビ朝日系でスタートした新春3夜連続ドラマ『破天荒フェニックス』の第2夜が4日(後11:15~※一部地域を除く)に放送される。誰もが「絶対に倒産する」と断言した大赤字のメガネチェーンを買収した一人の若者が絶体絶命のピンチを何度も乗り越えて仲間と世界進出するまでを描いた実話が基の“ウソみたいなホントの話”を勝地涼主演でドラマ化。破天荒な茶髪社長・勝地と、相棒となる経理担当・伊藤淳史、そして共に荒波に漕ぎ出す社長室のメンバー・瀧本美織、稲葉友、丸山智己。作品同様、実際にもチームワーク抜群の5人による座談会の模様をお届けする。

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■まずは全員かしこまって作品への思いを激白!

【勝地】原作を読ませていただいて、ウソみたいな奇跡のような話だなと思ったし、“こういう人がいるんだ!”“こういう社長がいるんだ!”っていうのを知ることができました。今の時代って、ちょっと冷めた人が多いと思うんですけど、この本を読んで“熱く生きたっていいんだ!”ってワクワクしたんです。連続ドラマで主役をやるのが初めてなんですが、この作品で、この役をやれるのがうれしかったです。

【伊藤】“やり過ぎでしょ!”とか“ドラマチック過ぎるでしょ!”ってツッコみたくなるくらい、本当に衝撃的で破天荒な話なんですよ。でも、やり過ぎに見えるけど…実話をベースにした話って強いなと思いました。みんなで思い切り破天荒なキャラを演じ抜きました。

【瀧本】社長のバイタリティーとか即決するスピードとか、仲間を大切にする気持ち、すごく大切なものがいっぱい詰まった作品だと思います。すごく充実した撮影期間を過ごして、私たちも本当の仲間になれた気がします。

【稲葉】膨大なエネルギーのあるお話だなって思ったんです。しかも、それが実話を基にしてるって! 人と人が関わって起こる問題や、それによって起こるドラマチックなできごとの連続なので、それ相応のエネルギーをもって臨まないといけないなと思っていました。

【丸山】ドキドキする展開がジェットコースターのように続くので、実際にあったことだなんて信じられない気持ちでした。今回、初めてご一緒する方が多かったんですが、こんな破天荒な人たちをどう演じるんだろうって、すごく楽しみだったんです。フタを開けてみたらすごくいいチームになりました…って、みんな笑ってるよね(笑)。

【勝地】いや、なんかいつもと違うなと思って…みんな、かしこまってるよね(笑)。

【伊藤】いつもこんな感じですよ。

【稲葉】いやあっくん、全然違う…。

【瀧本】ホント(笑)。

【伊藤】なんか、僕だけ違うみたいに言われていますけれども、いつもこんな感じです。とにかく明るく楽しくっていうことだけを考えて、マジメに現場を盛り上げていました(笑)。

■「NG出してもギスギスしないようにしよう(笑)」と自然にせりふ合わせ

【勝地】お金に関することとか専門用語も多いので、早めにせりふを入れて理解しておかないとスラスラ出てこなくて大変なんですけど、抱えている不安はみんな一緒だったんですよね。だから現場で空き時間に僕がポロッとせりふを言うと、みんなが自然と続けてくれるんです。今までの現場の中で一番せりふの練習をしましたね。そういうのもあってチームワークもできてきたのかなと思います。

【伊藤】社長室のシーンはせりふの量がすごいんですよ。しかも一日に撮る分量もすごい(笑)。でもこのメンバーだから、次撮るシーン、明日撮るシーンって、合間にみんなでせりふ合わせをしていました。それはやっぱり涼くんがやろうって言ってくれたからだよね。

【稲葉】初日に言ってくれたんですよね。『どんどんやってこう』って。

【伊藤】そうそう、あれは大きかったですね。あの一言があったから、頑張って乗り越えられたよね。あと、『NG出してもギスギスしないようにしましょうね』とか(笑)。