サザン桑田佳祐、週刊文春で新連載「頭もアソコも元気なうちに」

引用元:スポーツ報知
サザン桑田佳祐、週刊文春で新連載「頭もアソコも元気なうちに」

 サザンオールスターズの桑田佳祐(63)が、週刊文春で、ひとり語りの新連載「ポップス歌手の耐えられない軽さ」(通常2ページ、9日発売号の初回は4ページ)をスタートさせることが3日、分かった。

 雑誌連載は東京ウォーカー「好きにしていいのよ」(98年)以来22年ぶり。編集者に対して、桑田が飲みながらざっくばらんに語ったものを書き起こした「ひとり語り」の形式になる。桑田の「頭もアソコも元気なうちに、言いたいことを言っておきたい!」という気持ちと、文春側の思いが合致し、実現に至った。

 昨年12月に行われた初回の語りの場では話が盛り上がり、4時間にも及んだ。現在の音楽シーンやデビュー間もない頃のエピソード、桑田が今やってみたいことまで興味深い内容が満載。パパ活やアダルトVRといった世相をすくい取った話題まで多岐にわたる。TOKYO FMのレギュラー番組「桑田佳祐のやさしい夜遊び」を持つが、音楽以外について話す機会は少なく、貴重な連載になりそうだ。

 スタッフ間では「本になるまでやろう」という話も出ており、連載は長期間を見据える。加藤晃彦編集長は「1970年代から変わらず、日本の音楽シーンのトップを走り続けてきた桑田さん。今どんな思いを抱き、どんな言葉を後世に残したいと考えているのか、読者の皆さんの関心も非常に高いと思います。スローにちょっとずつ、毎週紡がれる桑田さんの愛の言霊の数々にご期待&ご用心ください」とコメントした。

 今年はソロ活動イヤーとなる桑田は、全国の民放114局による東京五輪を盛り上げるプロジェクト「一緒にやろう2020(にーぜろにーぜろ)」の応援ソング(タイトル未定)を歌うことが決定。歌に連載に、濃密な1年になりそうだ。

 桑田が昨年、旗振り役となって創設されたボウリングの公式大会「KUWATA CUP」が、今年も開催される。同大会のために書き下ろした桑田佳祐&The Pin Boys名義のニューシングル「悲しきプロボウラー」を2月12日に発売。同23日の決勝大会(東京・渋谷ヒカリエホール)には、桑田が何らかの形で登場する予定という。 報知新聞社