市川海老蔵として最後の正月歌舞伎!! 秋元康さん初の歌舞伎作品で長男・勸玄くんと親子共演

引用元:中日スポーツ
市川海老蔵として最後の正月歌舞伎!! 秋元康さん初の歌舞伎作品で長男・勸玄くんと親子共演

 5月に十三代目市川團十郎を襲名する歌舞伎俳優の市川海老蔵(42)が主演する正月恒例「初春歌舞伎公演」が3日、東京の新橋演舞場で開幕した。

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 記念イヤーの幕開けで海老蔵として最後となる正月歌舞伎。24日が千秋楽だったが、25日に公演を追加する人気となっている。海老蔵は「気負わず、やるべきことをやる」と静かに意気込む。

 昼の部の新作歌舞伎「雪蛍恋乃滝」はAKB48などのプロデュースを手がける秋元康さんが初めて作・演出した歌舞伎作品で、海老蔵演じる忍者と姫の悲恋を描く。長男で5月に八代目市川新之助として初舞台を踏む長男・堀越勸玄くん(6)が忍者の幼少期を演じ、冒頭から元気いっぱいの立ち回りを披露。満席の会場は拍手と「成田屋!」の歓声に包まれた。

 海老蔵と勸玄くんは夜の部「め組の喧嘩」でも共演し、劇中でも親子役を熱演。長女の市川ぼたん(8)も舞踊劇「雪月花三景」で海老蔵と親子共演。海老蔵は「ふたりの歩むべき道を、強制ではなく、誘っていくことができれば」と父親の顔ものぞかせた。