勝地涼&伊藤淳史、互いを絶賛「支えられてる」破天荒エピソードも語る

勝地涼&伊藤淳史、互いを絶賛「支えられてる」破天荒エピソードも語る

俳優の勝地涼と伊藤淳史が、1月3日から3夜連続で放送されるテレビ朝日系ドラマ『破天荒フェニックス』(3日・4日23:15~、5日23:10~ ※一部地域除く)に出演する。

【写真】「ベストスタイリングアワード」で表彰された勝地涼

何話か連続したドラマの主演をやるのは初めてという勝地であるが、「プレッシャーは正直、なかったです」と明かす。

そんな勝地の主演ぶりについて、伊藤は「本当に支える必要はない」と評するが、勝地は「支えられてます」と感謝した。

また、『破天荒フェニックス』というタイトルにちなみ、2人が過去の行動で「破天荒だったな」と思うエピソードについても聞いた。

■伊藤淳史「本当に主役が良かった」

――はじめにオファーを受けたときの感想をお聞かせください。

勝地:単発ものとはいえ、何話か連続したドラマの主役をやるのは初めてです。うれしかったですし、「僕でいいのかな」という気持ちもありました。そして伊藤さんとご一緒するのも楽しみでしたし、うれしかったです。

伊藤:本当に台本が面白かったです。これがすべて作り話だったら、「いや、こんなのやりすぎだよ」とか「こんな話、ありえないでしょ」というところが、実話を基にしたドラマだからこそ、それを思い切って演じられるなというワクワク感がすごくありました。一連のエピソードは、まさにエンターテインメントというか、お芝居していてもドキドキワクワクできるし、視聴者の方にも同じように感じてもらえるんじゃないかと思います。そして、本当に主役が良かったなと思っています(笑)。

勝地:ありがとうございます(笑)。

――主演のプレッシャーはありましたか。

勝地:プレッシャーは正直、なかったです。もちろん「引っ張っていかなきゃ」という気持ちもなきにしもあらずなんですが、僕が好きな主役は、「僕らが支えたい」って思えるような人です。だから完璧すぎる人より、それこそ破天荒じゃないですけど、ちょっと抜けていてもいいじゃないかと僕は思っていて。もちろんいろいろ考えてはいますけど、「みなさんお願いします!」というぐらいの気持ちでいようと思っていました。

■「涼くんは別に支える必要がない」「いや、支えられてます」

――伊藤さんは、そんな勝地さんの主役ぶりについてどう感じましたか。

伊藤:いや、僕は支えようとは思ったこともないし、支えられるとも思っていないです。涼くんは別に支える必要がないですよ。

勝地:いや、支えられてますよ。

伊藤:いやいや、本当に支える必要はないですよね、すごくちゃんとしているし。強いて言えば、みんなが分かっているのに、「僕、主役なんで」とやたら言っているときに、僕が「みんな分かっているから」って止めるぐらいですね。

勝地:それがもう支えてもらっているんですよ。僕1人が言ってて、誰もツッコんでくれなかったら、もう終わりじゃないですか。でも伊藤さんは全部拾ってくださっています。

伊藤:そうかな(笑)。

――ご自身が演じたキャラについては、どう感じましたか。

勝地:それこそ何十億円もの負債があるとか、絶望的な状況でも、周りには「大丈夫」と言い続けられる人です。絶対、1人になったときにはとんでもないプレッシャーだったと思うんですけど、それを表には出さずに戦っている姿はそうありたいと思いました。でも、僕はすぐ「疲れた、ダメだ」とか言っちゃいます(笑)。

伊藤:奥田さんは常識のある人間で、いろんなことに対して全部正しいんですね。僕自身もわりと流されやすいというか、8割~9割が右と言うことを僕も右だというタイプなので、そういう意味では、奥田とは似ている部分はあるのかなと思います。だから社長がとんでもないことを言ってきて、「え~~!」と言うお芝居は、違和感はなくできました。