スカーレット後半、制作陣の注目は「戸田恵梨香の中年以降」

引用元:Lmaga.jp
スカーレット後半、制作陣の注目は「戸田恵梨香の中年以降」

女性陶芸家・川原喜美子の激動の半生を描くNHK連続テレビ小説『スカーレット』。その制作チームによる取材会で、後半のドラマの見どころが語られた。

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参加したのは、制作統括の内田ゆきさんとチーフ演出の中島由貴さん。2人とも、今後一番の注目は「戸田恵梨香の演技」だと言う。

喜美子の年齢がようやく戸田の実年齢にたどり着き、これからさらに歳を重ねる物語の後半。「戸田さんにとっては未知なる領域に突入しますけど、15歳からスタートして今に至るまで、彼女自身の計算がしっかりあるので、ちゃんと大人になっていくと思います」と中島さん。

また内田さんも、「中年以降をぜひ観ていただきたいですね。年明けは、これまでの喜美子と全然違うと思います」とアピールした。

さらに、1月以降に喜美子の弟子役で登場する黒島結菜の演技も要注意という。「ちょっとハジけた感じの、あまり今まで見せたことがない姿になってると思います」と中島さん。

内田さんも、「この弟子の登場で、喜美子たちにどういったことが起こるかが、とても大きな見どころです。また大久保さんやフカ先生に変わる、喜美子を成長させる人も登場しますが、その配役は『おっ!』と思うかもしれませんね」と、まだ大きな隠し玉があることを匂わせた。放送は、2020年3月28日までの全150回。

取材・文/吉永美和子