Foorin、令和初の紅白トップバッター。会場全体で「パプリカ」を踊る

引用元:スポーツ報知
Foorin、令和初の紅白トップバッター。会場全体で「パプリカ」を踊る

 平均年齢11・2歳の小中学生5人組ユニット「Foorin」が、令和最初の紅白でトップバッターを務めた。

 ステージを目いっぱいに使って駆け回り、全身を使って歌い、踊った。シンガー・ソングライターの米津玄師(28)が作詞・作曲、プロデュースした楽曲「パプリカ」を、元気いっぱいにパフォーマンス。英語詞版を歌う「Foorin Team E」と共に、歌声を届けた。

 平均年齢11・2歳の5人組が、令和最初の紅白トップバッターの大役をこなした。昨年は企画枠の出演だったが、今年は紅組に昇格して出場。出場者を従え、サビ部では会場が1つになって振りをそろえた。メインボーカルのもえの(11)は「すごく緊張しましたが、『TEAM E』のみんなとの練習の成果も出て、最高のパフォーマンスができました」と笑顔。ひゅうが(13)も「最高でした」と声を弾ませた。

 5人はオーディションで選出された精鋭たち。「パプリカ」は18年8、9月にNHK「みんなのうた」で放送。全国の保育園や幼稚園などで流れると、キッズ世代を中心に浸透し、19年7月に米津がセルフカバーしたことで、幅広い世代に認知された。〈NHK2020応援ソング〉のプロジェクトとして、東京五輪・パラリンピックイヤーに突入し、ますます人気と認知度は高まりそうだ。

 もえのは「米津さんが『パプリカ』を作ってくれなかったら、大賞を取ったり、紅白に出させてもらえなかった。感謝の気持ちでいっぱいです」と語った。史上最年少で日本レコード大賞を受賞した5人。令和の音楽界の主役にふさわしい活躍ぶりで、1年を締めくくった。 報知新聞社