2019年も終わりということで、今年のニュースを対談形式で振り返ってみることにしました。すべてのニュースを網羅するのは難しいのですが、いくつかの印象に残ったニュースを中心に見ていきましょう。
――1年を振り返ってみてどうでした？
どうでした、って言われても難しいけど、やっぱ「新時代」って感じかな。
――新しいハードがついに来るんだもんね。
セガが新ハードを出すとはねー。
――なんかまぎらわしい言い方だけど、メガドライブミニね。セガさんも「令和最初の新ハード」なんて言ってましたけども。そうじゃなくて来年出る新ハードがあるじゃない。
あ、そっち？――そうそう、タイトルもわかってきてさ。
やっぱナムコのタイトルあるんだ、みたいな。
――え、そんな発表されてたっけ？ もしかして「リッジレーサー」新作とか？
いやいや『源平討魔伝』とか『天外魔境II 卍MARU』とか。
――PCエンジン miniの話かよ！ たしかに来年発売だけども。そうじゃなくてさ、やっぱり来年の新ハードといったらPlayStationとXboxですよ。
PSXね。――それは昔、実際にあったハードの名前だから合体させないで。まぎらわしい。僕が言いたいのはPlayStation 5とXbox Series Xですよ。ただ、合体はしないまでもクロスプレイが進んだ1年でもあったよね。
あの『Minecraft』がPS4で遊べるようになるとはねー。
――それは前からできてたでしょ。
そうなの？
――そうだよ！ PS4版でほかのハードの人とも一緒にできるようになったっていうのが今年。たとえばPS4版のプレイヤーとSwitch版のプレイヤーが一緒に遊べたりするわけ。
なるほど！ ハードの垣根を越えてってやつね。一時のやりとりからもう無理なのかと思ってたけど、時代も変わったもんだね。――そうだね。とはいえゲームの新時代到来はやっぱ来年に持ち越しかな。今年のE3はSIEがいなくて寂しかったけど、来年はまた変わるかもしれないし。逆に世の中全体はもう新時代到来といった雰囲気だよね。
僕が印象に残ってるのはブレグジット。
――この話自体は結構長く続いてましたけど、いよいよ確実ってことになりましたね。
ロンドンの街並みもあんなになっちゃってね。
――離脱する前からそんなに影響ある？
ドローンが飛び回ってて、兵士みたいな人が市民を警棒で殴りつけてるのを見たよ。
――ロンドンで？ そんなに荒れてたっけ？
おばあちゃんがハンドガンを手にして戦ってたくらいだから、年も性別も関係ないんだろうね。
――『ウォッチドッグス レギオン』の話じゃねぇか！ ゲームの映像でしょ。
あれ、ゲームの話なの!?――現実の延長線として作られたフィクションだけど、ロンドンはあんな過激な街になってないでしょ。
だって個人情報保護法に反するって話をニュースで見たから……。
――それはリクナビね。内定辞退率を企業に売ってたっていう日本の話！ たしかに「ウォッチドッグス」シリーズは街ゆく人の個人情報が見えちゃうけど、今に始まった話じゃないですから。
じゃあテロリストとドローンにあふれた街で、骸骨マスクや豚マスクのレジスタンスが選挙に行ってるわけじゃないのね。
――そもそもその絵面がおかしいでしょ。EU離脱に限らず、ちゃんとニュースも見ないと。
そうだね。ニュースとかあんまり見てない僕が言うのもなんだけど、今回の離脱で心配だったのが、今までどおりにはいかなくなるんじゃないか、ってことだよね。
――どういうこと？
「スター・ウォーズ」の新作もある状況だったからさ。
――「スター・ウォーズ」とEU離脱は関係ないでしょ。
でも『Star Wars ジェダイ：フォールン・オーダー』もローカライズされない可能性があったわけでしょ。――EUじゃなくEAね！
だってさっき「EA離脱」って……。
――言ってねーよ！ たしかにEAの日本オフィスは閉鎖になっちゃったけどさ。そもそもオフィス閉鎖のことを「離脱」とは言わねーわ。
そっかー。EAと言えば。
――まだ何かあるの。
『Anthem』ですよ 。
今年の出来事を振り返ろう！時事ゲー談2019
引用元：IGN JAPAN
