2019年の音楽シーン、トレンドを象徴する楽曲は? 2020年はアジアの音楽シーンがさらに拡大

引用元:J-WAVE NEWS
2019年の音楽シーン、トレンドを象徴する楽曲は? 2020年はアジアの音楽シーンがさらに拡大

J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)。12月10日(火)のオンエアでは、覆面ユニット・AmPm(右)が登場した。

2019年の音楽シーンを振り返る

AmPmは、2017年に楽曲『Best Part Of Us』でデビュー。同曲が世界中で話題となり、2017年リリース楽曲においてSpotifyでもっとも再生された日本人アーティストに選ばれた。海外リスナーが7割を占めており、世界で最も注目される日本人アーティストの一組だ。

AmPmが選ぶ、今年のトレンドを象徴する曲は?

1. Ariana Grande『thank u, next』

AmPm(右):この曲を作ったトラックメイカーと共同制作した楽曲が、AmPmの曲でもあるんですよ。『thank u, next』のラフを作っていることは知ってたので、そのプロセスを見て、もちろん歌ってる人は違いますけど、こんなに世界的にヒットするんだっていうのを近い距離で見れたのがすごく印象的に残ってます。
増井:ヒットした理由は何だと思いますか?
AmPm(右):やはりAriana Grandeが持つパーソナリティの強さや、彼女が抱えていた悩みといった部分がすごく共感を得たと思います。トラックの部分でも、SNSで使いやすい、切るポイントであったり、ノるところがシンプルでわかりやすい楽曲だと思います。

2. Tones And I『DANCE MONKEY』

増井:自分も癖になってるんですけど、全体的にヒットするっていうのは何なんでしょうね?
AmPm(右):彼女はオーストラリアで活躍してるアーティストです。オーストラリアから、先にイギリスでヒットしてるんですね。そのあとアメリカでヒットしました。グローバルヒットの道みたいなものが、日本にいるとどうしてもアメリカ経由で物事を見がちですけど、“ちゃんとヨーロッパからヒットしたものがグローバルヒットですよ”って見えた楽曲じゃないかなと。そういった意味ではおもしろい楽曲だと思いました。

3. Shawn Mendes, Camila Cabello『Senorita』

AmPm(右):これはアメリカから先に南米、ヨーロッパと、Tones And Iとは別のルートでグローバルヒットした曲ですけど、やっぱり曲だけじゃなくて、アーティストのパーソナリティもファンの方も見てるから、それをフルで使うとこうなるんだってことを見せつけた楽曲だなと思いました。
増井:情熱的なところが南米にヒットするんですかね。
AmPm(右):だと思いますね。付き合ってますもんね。敵わないですよね、こういうものには。
サッシャ:そういうあとに、ストーリーをSNSでフォローできるっていう。
AmPm(右):それでまた聴いてみようってなりますしね。