引用元：中日スポーツ
この15年ほどの紅白の視聴率は40％前後。東京五輪前年の1963年には、ザ・ピーナッツ、坂本九らが出演し、81．4％の最高を記録した。1960年代から80年代前半はおおむね70％台を上回っている。
近年では2013年の44．5％が高い。朝ドラ「あまちゃん」人気と北島三郎の紅白引退の「究極の大トリ」で注目を集めた。TBS系ドラマ「半沢直樹」が42.2％とスポーツ以外で高視聴率をとった年でもある。
「NHKには40％を上回りたいという気持ちはあるでしょう。下回ると困ったことになる。50％を超えると多数派となる。半分近くの人に支持されているあたりがおもしろく、価値がある」と紅白に詳しい社会学者の太田省一氏。「これがネット時代のテレビとのバランスなんでしょう」
