岡村孝子、堀ちえみらがSNS投稿続々 闘病患者の希望の光に【芸能界プレイバック】

岡村孝子、堀ちえみらがSNS投稿続々 闘病患者の希望の光に【芸能界プレイバック】

【2019年 芸能界プレイバック】#7

 元「あみん」でシンガーソングライターの岡村孝子はクリスマス恒例のコンサートを今年は行えないとし、「心にぽっかり穴状態です」とインスタグラムで心境を吐露した。コンサート中止は、急性白血病で闘病中だからだ。もっとも、調子は悪くないようで、「今年は皆さんに送ってもらったツリーやイルミネーションの写真を見ながら、ゆっくり過ごすおうちクリスマスになりそうです」とした。「今年の後半この世に私は存在するのだろうか?と考えたり」していたそうだから、ほっと一息つけているとすれば何よりだ。

 ことし2月の舌がんの、さらに4月に食道がんの手術を受けた堀ちえみも病気を公表し、闘病生活をブログで更新し続けている。

 夫からの少し早いクリスマスプレゼントで娘とともに東京ディズニーランドを訪れたり、仲良しの女3人で忘年会を開いたといった明るくたのしいエピソードばかりじゃない。堀は「特発性大腿骨頭壊死も、症状としては激痛との闘いでした。それに最終的には歩行困難にもなったので、人工に置換して本当に良かったと、思っています」とし、「冬になると人工股関節の部分が、硬くなりがちです。そういう時は、ゆっくりのストレッチが必要です」などと綴っている。

 「9月に青山ブックセンターで著書『Stage For』の発売記念サイン会が開かれ、ご本人登場というので会場で取材したのですが、笑顔をふりまき、終始カメラマンに手をふっていました。言葉はまだ喋れないなか、明るい表情に、大ファンだった中高生時代を思い出しちゃいました」と本紙記者は振り返る。

 年末には元フジテレビの笠井信輔アナが悪性リンパ腫を患っていることを公表した。笠井アナは公式ブログ「笠井TIMES『人生プラマイゼロがちょうどいい』」を開設した。病気公表後に自身のインスタグラムのフォロワー数が3万人を突破したことを「素直に喜びたい」とし、「皆さんの応援メッセージにとても励まされています」と前向きだ。

 中高年になれば、いつ重い病にかかるか分からない。前向きな芸能人たちのSNSは、闘病中の中高年には希望の光になるかも知れない。