大野智「不思議がずっと続いています」嵐、大トリに気概/紅白リハ

大野智「不思議がずっと続いています」嵐、大トリに気概/紅白リハ

 大みそかの「第70回NHK紅白歌合戦」(後7・15)のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールで行われた。

 11回目の出場となる人気グループ、嵐は1999年のデビュー曲「A・RA・SHI」などで構成する「嵐×紅白 スペシャルメドレー」で大トリを務める。企画コーナーではシンガー・ソングライター、米津玄師(28)が作詞作曲したNHK2020ソング「カイト」も初披露する。

 嵐は1月に来年いっぱいでの活動休止を電撃発表。7月にジャニーズ事務所前社長のジャニー喜多川さんが87歳で亡くなり、デビュー20周年を迎えた11月には天皇陛下ご即位の祝賀式典での奉祝曲を歌唱後、39時間でアジア4都市を訪問し、グループで初めて二宮が結婚するなど激動の1年を駆け抜けた。

 来年末をもってグループとしての活動を休止するまで、ちょうど1年。リハーサル後の取材を受けたメンバーはそれぞれ自身の思いを語った。

 松本潤(36)「すごいですよね。光栄です、大変。うれしいですし、令和初の紅白にもなりますので、精いっぱい自分たちのパフォーマンスを、気持ちを込めてやらせていただきたいと思います」

 櫻井翔(37)「ちょうど2009(年)、10年前に初出場させてもらっているから、そこから10年で大トリを務めることになると、夢にも描いていなかったので、なんというか、本当夢のようです」

 大野智(39)「不思議な感じですよね、ずうっと。(2010年に白組の)司会をやらせてもらった時から、なんでこうなっているんだろうっていう。いまだに続いています。不思議がずっと続いています」

 相葉雅紀(37)「みんなが言うように光栄な限りですけど『A・RA・SHI』と『Turning Up』、デビュー曲と今の最新の曲ができるっていうのはすごくうれしいですね」

 二宮和也(36)「今年を締めるわけですから、1年を噛みしめながらやれたらいいなと思っていますし、ダンサーの人たちとも一緒にやらせていただいたりとか、そのダンサーの人たちもずうっと嵐についてくてたりとかミュージックビデオに出てくれてる人たちだったりするので、チームとしてやれている感じがありましたね」

 最後に改めて意気込みを問われると、桜井は「僕らとしては、2019年の歌い収めにもなりますし、2020年に向かって新たな1歩を、自分たちとしても、決意を込めて、気持ちよく2020年を迎えられるように最後の締めをしっかりとまとめられたらいいなと思っています」と力強く語った。

 ■嵐(アラシ) 11回目の出場。1999年11月に「A・RA・SHI」でデビュー。今年1月に来年いっぱいでのグループ活動休止を発表。11月には39時間でアジア4都市を回る弾丸プロモーションを敢行した。同月、二宮和也(36)がグループで初めて結婚。後半23番目に米津玄師(28)が作詞作曲した「カイト」を初披露。大トリで「嵐×紅白 スペシャルメドレー」を歌唱する。