石川さゆり、たけしの後に歌唱「懐かしい」/紅白リハ

 大みそかの「第70回NHK紅白歌合戦」(後7・15)のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールで行われた。

 昭和、平成、令和と3時代続けて出場している6人の中の1人、石川さゆり(61)は1977(昭和52)年の名曲「津軽海峡・冬景色」を熱唱。蒸気機関車の汽笛が鳴り響き、車輪が進む音とともにイントロが流れた。

 さゆりは「令和という時代の夜明け、新しい時代の始まりをテーマに、NHKのスタッフのみなさんと考えました。蒸気機関車が好きだから」と笑い、「10代から毎年、年越しで歌えることは幸せです」と言葉をかみしめていた。

 歌手として出場するタレント、ビートたけし(72)の後に歌うことには「若い頃、彼と一緒にステージをやったことがあるの。懐かしい」と目を細め、「(たけしさんは)囲み取材はやったの?」と逆取材。報道陣が「やらないです」と答えると、「そう」とニヤリ笑った。