2019年の映画を彩った“かわいすぎる犬猫たち”を癒しの写真で振り返る!<写真40点>

引用元:Movie Walker
2019年の映画を彩った“かわいすぎる犬猫たち”を癒しの写真で振り返る!<写真40点>

気ままなしぐさと豊かな表情で、数多くの映画でも活躍してきた動物たち。くつろぐ姿から無邪気な姿まで…モフモフ満載な2019年のネコ映画&イヌ映画を振り返っていきたい。

【写真を見る】たまらない…この表情に癒される!(『ねことじいちゃん』)

■ とにかくかわいい!自由気ままな猫の行動と表情

まず紹介したいのは、ドキュメンタリー番組「世界ネコ歩き」でも知られる動物写真家の岩合光昭が初監督を務めた『ねことじいちゃん』。猫たちのかわいいしぐさからブサカワな表情まで楽しむことができ、猫好きにはたまらない1作となっている。大吉を演じる立川志の輔のお腹の上でくつろぐタマの表情を通して、2人の信頼関係や安心感が言葉にせずとも伝わってくる。亡き妻が残したレシピノート作りが趣味の大吉と、三毛猫のミーちゃんに夢中なタマの穏やかな日常に、癒されること間違いなし。

『初恋~お父さん、チビがいなくなりました』では、黒猫のチビが有喜子(倍賞千恵子)と勝(藤竜也)と共にこたつでくつろぐ場面が印象的だ。チビが行方不明になってしまったことをきっかけに、結婚生活50年の夫婦が初めて互いの気持ちを不器用ながらも伝え合う姿が、理想の夫婦像として話題になった本作。物語のカギを握るチビの自由気ままな姿に、自分の飼っている猫の姿を重ねてしまった人もいるのでは?

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の『キャプテン・マーベル』でキャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)についてまわり、いつの間にか仲間になっていた猫のグース。かわいいながらも、どこか凛とした表情で存在感を見せつけた。またYouTubeの公式チャンネルでは、約50分間グースの行動を追いかけたライブ配信「Goose the Cat LIVE!」が公開され話題になるなど世界中から人気を集めていた。

■ 犬たちは、飼い主のことが好きすぎる?

600キロも離れた土地で迷子になってしまったベラの大冒険が描かれた『ベラのワンダフル・ホーム』。なんといっても印象的なのは、ベラの無邪気な姿だ。窓の外にリスを発見すれば網戸を破って追いかけ、自分の家を目指す旅路の途中でおなかがすいたら、BBQをしているよその家族の特大ステーキを盗んで食べる。でも、そんな無邪気な姿だけではなく、狼に襲われそうになるなどの困難に立ち向かう勇敢な姿も見せた。

全世界で興行収入約2億ドルを記録した『僕のワンダフル・ライフ』(17)の続編として、公開前から注目の集まった『僕のワンダフル・ジャーニー』。イーサンとベイリーとの深い絆や、CJを見守るベイリーの姿に涙した人も多いのではないだろうか。また作中には多くの犬種が登場し、それぞれの個性で観る人を楽しませてくれた。

柴犬を連れた3人のおじさんが、公園でだらだらとしゃべるだけ…という設定が話題を呼んだテレビドラマ「柴公園」。劇場版でもドラマと同様、飼い主たちの長話をひたすら待つ柴犬・あたる、じっちゃん、さちこの何とも言えない表情がかわいすぎる。

■ アニメに登場したかわいいペットたちや、こんな猫も!

実写作品だけでなくアニメーションでも大活躍している犬猫たち。シリーズの2作目となる『ペット2』では、犬のマックスとデューク以外にも、ツンデレ猫や猫に変装するポメラニアン、コスプレをしてヒーローを目指すウサギ、悪徳サーカス団に狙われているホワイトタイガーなどが登場。ペットたちが飼い主のいない間に起こす大騒動が、1作目以上に大きなスケールで描かれた。

Kis-My-Ft2の北山宏光が映画初主演を務め、かわいい猫の着ぐるみを着て登場した映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』も話題に。事故でこの世を去った寿々男(北山)が人生を挽回するためトラネコのトラさんに姿を変え、愛する家族のそばに寄り添う感動作だ。

2020年の“猫の日”2月22日(土) には、NHKで放送されているアニメ「ねこねこ日本史」の劇場版『映画 ねこねこ日本史 ~龍馬のはちゃめちゃタイムトラベルぜよ!~』が公開される。カラス型タイムマシン・ヤッちゃんにうっかり乗ってしまった小学生ネコのフクが、坂本龍馬と各時代の「かるた」を作る大冒険に出る。

ほかにも、全世界累計観客動員数が8100万人を超えるミュージカルを映画化した『キャッツ』(1月24日公開)では個性豊かな“ジェリクルキャッツ”が登場するほか、「アベンジャーズ」シリーズのロバート・ダウニーJr.が動物と話せる獣医ドリトル先生に扮し、伝説の島を目指す『ドクター・ドリトル』(3月20日公開)の公開などが控えており、2020年も猫好き犬好きを楽しませてくれる1年となりそうだ!(Movie Walker・文/トライワークス)