CM起用ランキングで深キョン・本田翼と並ぶ“朝見心”ってだれ?「私だけ全部オーディション」

引用元:オリコン
CM起用ランキングで深キョン・本田翼と並ぶ“朝見心”ってだれ?「私だけ全部オーディション」

 今年の『タレントCM起用社数ランキング』(ニホンモニター調べ)で深田恭子、本田翼などと同位に名を連ねた女優・朝見心(34)。同ランキングには嵐、乃木坂、綾瀬はるか、新垣結衣、と名だたる面々が揃う中、彼女は2年連続ランクインしている。この結果には本人もびっくりだったというが、知名度も重要なCMキャスティングにおいて、これほどまでに彼女が重宝される理由とは。彼女のこれまでの経歴と素顔に迫る。

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■大阪時代に営業で外回り中にスカウト 泣きながら逃げ去るも、その勢いで辞職

――CM起用ランキング2年連続ランクイン、おめでとうございます!

【朝見心】ありがとうございます!一個一個必死でやってきた結果がここに結びついたんだと思うんですけど、あれだけ錚々たるメンバーのなかで名前だけでも入っていることに本当にびっくりです。皆さんはオファーされてのご起用だと思いますが、私だけ全部オーディションですから(笑)。

――女優になったきっかけを教えて下さい。

【朝見心】もともと私のなかに“女優”という選択肢はありませんでした。でも昔から、街中でテレビ撮影をやっていたら後ろでピースして映りたがるようなタイプで。子供の頃からカメラに写るのが好きで、漠然とモデルに憧れはありました。でも現実的に考えたことはなくて、両親に打ち明ける自信もなく、大学を卒業したら就職するのが当たり前という感覚でした。そして大阪の会社に就職し、営業を。半年ほど経った頃、仕事着で外回り中に街で「カットモデルやりませんか?」と声を掛けられたんです。

――それが芸能界入りのきっかけに?

【朝見心】いえ。そのときは「やっぱり私はモデルをやりたいんだ」という思いがあふれてきて、泣きながら逃げ去ってしまいました(笑)。その勢いでそのまま上司に辞職の意を。それから話し合い…というより何度も喧嘩を重ね(笑)、ようやく退職して上京。1~2年してようやく事務所が決まり、そこから芸能生活が始まりました。ちなみにその上司とは、辞職について腹を割って話したこともあり、今でも仲良くさせていただいています(笑)。

――上京してすぐに女優のお仕事を?

【朝見心】モデルをやりたかったのですが、当時の事務所からもっと幅の利く女優を勧められ、お芝居のレッスンを始めました。半年ほどは「何をしているんだろう」とモヤモヤで…。オーディションを受けに行っても「落ちればいい」と思いながら臨んでいました。

――どうして続けられたのでしょう。

【朝見心】初舞台に挑んだときに、稽古も本番もすごく楽しくて、目覚めちゃったんですよね。そこで覚えた“芝居の楽しさ”が今もずっと続いている感覚です。