大みそかの「第70回NHK紅白歌合戦」(後7・15)のリハーサルが28日、東京・渋谷のNHKホールでスタートした。20回連続出場で「紅白限界突破スペシャルメドレー」を披露する歌手、氷川きよし(42)は「演歌のときの『きよしくん』にさよならして『きーちゃん』らしく」と紅白で“限界突破”することを宣言。衣装について「紅組のような白組のような…」と説明したほか、美についての考え方も明かし、「ありのままの自分を表現したい」と力を込めた。
氷川は非公開のリハーサルを終え、バッチリメークにネイル、ピアス姿で会見場に登場した。
先月開設したインスタグラムでも、ドレス姿など「美」を前面に表現。この日、報道陣から「きれいですね」と褒められると、「うれしい!」と感激した。
美容については「子供の頃から好き」と告白。「それがダメという日本の傾向があるけど、年とともにもっときれいになりたい。自分の個性を大事にして、人を励まし続けられるアーティストでいたい」と誓った。
紅白歌合戦は2000年にデビュー曲「箱根八里の半次郎」で初出場して以降20年連続で出場。今年は20周年記念曲「大丈夫」とフジテレビ系アニメ「ドラゴンボール超」の主題歌「限界突破×サバイバー」をメドレーで披露する。
自身の“限界突破”に関する話題には「今までの氷川きよしというイメージをぶち壊したい」とキッパリ。今年のステージは「演歌のときの『きよしくん』にさよならして、『きーちゃん』としてあたしらしくという感じで」と明かし、衣装は「紅組のような白組のような。皆さんが期待しているようなものになる」と胸を張った。
17年に発売した「限界突破-」については、「『自分の限界を決めないで次のドアに行こう』という思いで、自分自身と戦ってきた思い出がある曲。いつかこの曲で紅白に出て本当の自分、ありのままの自分を表現したいと思っていた」としみじみ。「誰も切り開いていない道を一人で歩く気持ちで、摩擦とか怖がっていたら次のドアは開けないと思ってやってきた」と振り返った。
本番に向け、「より自分らしく、ありのままで輝きます。それを見て皆さんも輝いてください」と力説。「あたしは自分に負けません!」と約束した。
氷川きよし、20度目舞台で“限界突破”宣言!「『きよしくん』にさよなら」/紅白リハ
引用元:サンケイスポーツ