藤田菜七子のデビューから4年間を密着 充実の2019年を振り返る

引用元:オリコン
藤田菜七子のデビューから4年間を密着 充実の2019年を振り返る

 騎手・藤田菜七子の素顔に迫った、フジテレビ・カンテレ系ドキュメンタリー番組『騎手藤田菜七子 22歳のホンネ デビューから4年間に密着』が放送される(29日 深1:20※関東ローカル 30日 後2:50※関西ローカル)。

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 JRA女性騎手として初のG1レース騎乗を始め、女性騎手世界一にも輝き、さらには重賞初制覇も達成。藤田騎手は、今や武豊騎手と並んで競馬界で最も注目を浴びる存在となった。22歳という若さで「女性騎手初」というハードルを越え続けているが、特番ではその幼少期や騎手学校時代の貴重映像、そしてデビューからの4年間、等身大の“菜七子”に完全密着した映像で構成する。

 藤田騎手は「2019年は本当にたくさんのことを経験させていただいた1年でしたし、学ぶことができた1年だったかなと思います。一番印象的な出来事は、初めて乗せていただいたG1でフェブラリーステークスの、コパノキッキングに騎乗したレースですかね」と回顧。コパノキッキングとの出会い、そしてその馬主であるドクターコパとの知られざる信頼関係、そしてコパノパッキングとの勝利までの道のりの裏側にあった苦しい日々での胸中をカメラに向かって語る。

 葵わかながナレーションを担当。収録を終えて「4年間の密着ってすごいなって。藤田さんも4年間ずっとカメラがある生活ってどんなだったんだろう、番組のスタッフさんも密着し続けるってすごい大変だろうって単純に思いました」とコメント。「今のこの4年って女の子がすごく変わる時期だと思っていて、藤田さんが顔も身体つきも発言も表情も大人の女性に変わっていく様が全部このドキュメンタリーに込められていると思いました。最初の学生の頃とジョッキーになって数年たった時の顔つきが全然違う。学生の和やかな表情から戦士のようになっていく感じが印象的でした」とアピールした。

 続けて「同年代に思えないような肝の座り方がすごくかっこいいなと思ったし、女性騎手ということですごく注目を浴びてらっしゃいますけど、それだけに収まらないようなパワーを感じさせるオーラが出てて、カメラを通してもそれを感じる素敵な女性だなと感じます」と改めて藤田騎手の魅力を感じた様子。「やっぱり同世代で最前線を走っている人がいるんだと思うとすごく励みになる。藤田さんも今までの歴史にはなかったことを先頭に立ってやっている方だと思うし、自分も新時代で新しいことができる人になりたい。共感もしますし、自分も負けないように頑張りたいと思います」と力強く語っていた。