キムタク幻の31日ガキ使「笑ってはいけない」出演 浜田が「タイキック受けろや!」指令

引用元:東スポWeb
キムタク幻の31日ガキ使「笑ってはいけない」出演 浜田が「タイキック受けろや!」指令

“奇跡の共演”まであと一歩だった…。毎年恒例の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の大みそか特番「絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!」(日本テレビ系、31日午後6時30分)に、元SMAPで「新しい地図」の稲垣吾郎(46)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(42)の出演が内定している。まさにサプライズだが、制作陣が最後までこだわったサプライズが、元SMAPの木村拓哉(47)の出演だったという。実現していればSMAP“再結集”だったが――。

 本紙でも報じた新しい地図3人の出演は、まだ公式発表されていないが、制作会社関係者は「3人が出るというのは、かん口令こそ敷かれていますが、もはや揺るぎのない話です」と断言した。

 2017年にジャニーズ事務所を退所してから、3人揃って地上波キー局の番組に出演するのは初。これだけでも大きなトピックだが、番組制作サイドはさらなる大きな野望を持っていた。

「局側は最後までキムタク出演を何とか実現できないかと、熟考を重ねていたそうです」(前同)

 そもそも木村が「笑ってはいけない」に出演するのでは?という話は、今年の春先からあった。

 キッカケは3月、木村がパーソナリティーを務めるラジオ番組「木村拓哉 Flow」(TOKYO FM)に、ダウンタウンの浜田雅功がゲスト出演した時だ。

 リスナーから届いた「いままで最も過酷なロケは?」という質問を受けて「笑ってはいけない」の話になった。番組内の罰ゲームの「タイキック」を「アレ、痛いねん」という浜田は「オマエ、出ろ! タイキック受けろや!」といきなり木村に出演を“命令”した。

 笑わせる方ではなく、罰ゲームを受ける側でのオファーに、木村は「俺がタイキック受ける方なんですか?」と困惑しつつも「呼んでいただければ」と応じた。

「このやりとりを受けて、日テレ内では何とか木村をキャスティングしようと動きだしました。ただ、やはり難しかった。出演までのハードルは高かった…」(前同)

 その「ハードル」について、ある芸能プロ関係者は「日テレとジャニーズは蜜月関係と言われていますが、木村だけは話が別。木村は20年近く、日テレのドラマなどにレギュラー出演しておらず、かなり疎遠なのです。しかも、年始にはフジテレビのスペシャルドラマ『教場』に主演する。これは木村が鬼教官になる役です。数日後にそんなドラマが控えているのに、局も違えば、鬼教官のイメージを損なうかもしれないバラエティーに出るのは難しいでしょう」。

 それでも最後まで日テレ側が木村の出演にこだわったのは、16年の解散以来の“夢の共演”を実現させれば、爆発的な高視聴率が見込めるからだ。

「新しい地図の3人が出演する番組に、木村が出演するなんてことがあれば、それこそ“再結成”のようなもの。大みそかの話題は独占でしょうし、紅白すら吹き飛ばす可能性がある。ただ、新しい地図の3人が出演するということが決まった以上、実現する話ではなかったということでしょう」(前同)

 今でもファンはSMAPの“再結集”を待ち望んでおり、ほんの小さな“サイン”にすら一喜一憂している。例えば最近もこんなことがあった。

 木村が主演ドラマ「グランメゾン東京」(TBS系)で、緑のヘルメットをかぶってバイクに乗るシーンがあったのだが…。

「新しい地図の3人は、年始にテレビ東京の『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』に出演。この番組で出演者は緑のスイカ柄のヘルメットをかぶるのです。そのためファンは『このタイミングで緑のヘルメットは意味深』と、木村が3人を意識したのでは?と盛り上がっていた」と芸能関係者。

 仮に同じ画面に映らなくても、木村と新しい地図が同じ番組に出演なんてことになれば、ファンは喜びのあまり卒倒しかねない。しかし19年最後の夢はかなわなかった…。