藤井聡太七段 今年ラスト対局は白星 王位戦参戦3期目で初の挑戦者決定リーグ入り

藤井聡太七段 今年ラスト対局は白星 王位戦参戦3期目で初の挑戦者決定リーグ入り

 将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が17日、大阪市の関西将棋会館で指された王位戦グループ別予選決勝で斎藤慎太郎七段(26)に121手で勝利。参戦3期目で初めて挑戦者決定リーグ入りを果たした。

 これが藤井の今年ラスト対局で、イケメン棋士として知られる前王座の斎藤との過去の対戦成績は2戦2敗。同4戦4敗の豊島将之竜王・名人(29)に次いで分の悪い“難敵”だったが、終盤の激しい攻め合いを制して押し切った。

 今後は他の7グループの予選突破者にシード棋士4人を加えた計12人が、紅白2ブロックに分かれたリーグ戦を戦う。さらにブロックごとの優勝者同士が挑戦者決定戦を行い、その勝者が木村一基王位(46)と、例年7~9月に行われるタイトルをかけた7番勝負を行うことになる。