引用元：スポーツ報知
将棋の第４５期棋王戦挑戦者決定２番勝負第２局・佐々木大地五段（２４）対本田奎四段（２２）戦が２７日午前１０時、東京都渋谷区の将棋会館で始まった。
どちらが勝ってもタイトル初挑戦を決める大一番。勝者は渡辺明棋王（３５）＝王将、棋聖＝との５番勝負に臨む。いずれも通算勝率が７割を超える若手俊英による決戦。藤井聡太七段（１７）に先んじてのタイトル挑戦となる。同時に規定により昇段を果たす。
棋王戦の挑決２番勝負は変則形式でトーナメント勝者組優勝の本田は１勝、敗者復活組優勝の佐々木は２連勝で挑戦権を得る規定になっており、１６日の第１局は佐々木が快勝。運命の第２局に持ち込まれた。
本田は本局に勝利すると四段昇段からタイトル挑戦まで史上２番目にスピード記録になり、さらに史上初の「当該棋戦初参加で挑戦」の快挙を成し遂げる。持ち時間は各４時間。先手は佐々木五段。戦型は相掛かりに進んでいる。 報知新聞社
