いよいよ上陸!『アークナイツ』先行プレイ―チェスや詰将棋に通じた戦略性の高さが魅力的なキャラを引き立たせる

引用元:インサイド
いよいよ上陸!『アークナイツ』先行プレイ―チェスや詰将棋に通じた戦略性の高さが魅力的なキャラを引き立たせる

中国発のスマートフォン向けタワーディフェンスRPG『アークナイツ』の、Android端末向クローズドβテストが12月26日から開催されます。4月30日に中国で配信されて間もなく大ヒットした本作を一足先にテストプレイしたので、バトルの面白さをお伝えします。

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◆『アークナイツ』はどんなゲーム?

本作のバトルは、「オペレーター」呼ばれるキャラクターたちを配置し、侵攻して来る敵が本陣にたどり着かないように全て撃破することを目的としています。

敵に侵入される度に自軍の耐久値が削られるので、早めに敵の残数を0にする必要があります。

オペレーターにはコストがあり、基本的には強力なオペレーターほどバトル開始から配置できるまでに時間がかかります。

オペレーターを配置すると消費する所持コストですが、上記のバトルでは時間経過によって使用可能なコストが増えていきます。それ以外でも敵を倒すことで使用可能なコストが増えるバトルもあります。戦闘は一時停止にしたり、進行速度を調整したりできます。

◆どんなオペレーターがいるのか?
オペレーターは様々なジョブがあり、攻撃可能範囲やブロック可能人数、発動スキルなどが異なります。例えると、どちらの向きを向かせて配置するかでも対応できる範囲が変わるので、チェスの駒のようにうまく配置して組み合わせることで能力を最大限に発揮できます。

一度配置したオペレーターは撤退させることで、使用したコストが一部戻ります。ただし、再配置するまでに時間を要するので、一度のバトルではなかなか再登板は難しいと感じました。もちろん、例外的に撤退から復帰するまでが早いオペレーターもおり、戦術の幅広さがそこにはあります。

配置させる場所を間違えると敵をスルーしてしまうので、無駄がない配置を考える必要があります。本作が大好きな中国のコスプレイヤーなどに聞いても「頭を使うのが面白い」という声を聞くことができます。

<ジョブまとめ>
■先鋒(ヴァンガード)

真っ先に戦場へと出撃してコストを稼ぐタイプ。低コストで出撃でき、一定時間ごとにコストを回復させたり、敵を倒すことでコストを回復したり、非常に使い勝手が良いです。

■前衛(ガード)

攻撃に特化したタイプで幅広い攻撃方法があり、広範囲に渡ることも。防御力はその分低いので敵の攻撃が集中すると脆い所があります。

■重装(ディフェンダー)

防御に特化した敵の侵攻をブロックするタイプ。一度にブロックできる人数が多く、防御力を高めるスキルを持つことが多いので、最終防衛ラインを中心に配置しましょう。

■狙撃(スナイパー)

空を飛ぶ敵に攻撃できるタイプで、中には空飛ぶ敵を優先的にロックして攻撃してくれるオペレーターもいます。

■術師(キャスター)

物理攻撃ではあまりダメージを与えられないような硬い敵に対し、有効な術攻撃(アーツ攻撃)を与えることができる重要なタイプ。防御力が高い敵が多いので、1パーティーに2体くらい編成するのがオススメです。

■医療(メディック)

医療オペレーターの名前通り、回復役を担います。攻撃特化のオペレーターを守るためにも編成は必須でしょう。

■補助(サポーター)
前線に立つよりも味方を強化する能力に秀でたタイプ。バフ能力を持つ職業が他にないので、本作では貴重だと感じます。

■特殊(スペシャリスト)
通常の職業の枠に収まらない特殊な能力を持つタイプ。高速撤退できたり、敵を移動させたりと特殊な能力を持つため、戦術の幅を広げてくれるでしょう。

<オペレーター強化>

オペレーターはアイテムを使うことで、レベルをあげて昇進させたり、スキルのランクアップをさせたりできます。また、ずっと編成してバトルに臨むことで信頼度が上がり、作戦中の能力が上昇します。

最大12体とサポート1体まで編成できるので、合理的な組み合わせを模索しましょう。

◆どんなステージが?
ストーリーが進むにつれてステージの難易度も上がるのですが、非常にバリエーションに富んでいて、詰将棋のようにオペレーターを的確に配置しないと、なかなかクリアできません。共通して活躍できるのは、スキルが自動発動できるタイプ、一度にブロックできる数が多いタイプだと感じました。

敵によっては進軍スピードが速かったり、数が多かったり、防御力が高かったり、遠距離攻撃をしてきたり、厄介なことも少なくありません。

ステージにおいても、ステージの地形を把握して障害物で敵の侵攻ルートを塞いだり、敵の動きを一定時間で止めるEMP発生装置などのアイテムを活用したり、それらを把握した上でオペレーターの編成と配置を決める必要があります。

また、ほとんどの敵はその攻撃範囲内で最後に配置されたオペレーターを真っ先に狙う習性があるので、それも考えた配置の順番も重要になってきます。

本作のボードゲームのような戦略性の高さは、スマートフォン向けゲームに抵抗がある方にもオススメできる面白さです。ぜひ一度試して見てください。