「MBC歌謡大祭典」側、「BTS」不参加による同事務所アイドルへの“報復性のパワハラ”疑惑浮上

引用元:WoW!Korea
「MBC歌謡大祭典」側、「BTS」不参加による同事務所アイドルへの“報復性のパワハラ”疑惑浮上

韓国MBC側が「報復性のパワハラ疑惑」を受け論議を呼んでいる。「防弾少年団(BTS)」による「歌謡大祭典」の不参加で所属事務所の後輩グループの「Tomorrow X Together(TXT)」をはじめに「GFRIEND」にも不利益を出しているという指摘だ。MBC側は「事実ではない」という立場を明らかにしたが、業界関係者たちの間では「MBCへの出演が難しくなったということは公然の事実だ」という立場だ。

防弾少年団のプロフィールと写真

 最近今月31日に行われる「MBC歌謡大祭典」のラインナップが確定し公開された。公開されたラインナップには今年に歌謡界を輝かせたK-POP歌手たちとともにコラボステージを進行するさまざまな先輩歌手たちの名前が上っている。ただ今年1年韓国だけでなく海外でもK-POPグループのポジションを高めた「防弾少年団」の名前はなく、名残惜しむ声が残った。「防弾少年団」は早いうちから予定されていた海外スケジュールがあったために参加するのが難しかったためだ。

 問題は「防弾少年団」のみならず彼らの所属事務所であるBigHitエンターテインメントの後輩グループである「Tomorrow X Together」と、同社傘下レーベルであるSOURCE MUSIC 所属の「GFRIEND」も「歌謡大祭典」のラインナップから除外されたという点であった。「Tomorrow X Together」の場合、今年デビューした新人ボーイズグループの中で最も注目すべき成果を収め、年末の授賞式の新人賞を総なめにした状況である。彼らは韓国での大型授賞式はもちろん、「SBS歌謡大祭典」や「KBS歌謡祭」にも参加する。

 「GFRIEND」も活躍が目立つガールズグループの中の1組だ。「GFRIEND」はファン層と大衆的な愛を同時に受けるグループで、今年2枚のアルバムを発表し「Sunrise」や「Fever」でよい成果を収めた。音楽番組の1位はもちろん、音源チャートなどでもよい成績を上げ、K-POPを代表するガールズグループの1組に挙げられる。彼女たちも「SBS歌謡大祭典」や「KBS歌謡祭」には出演するが、「MBC歌謡大祭典」のラインナップからは除外された。

 「MBC歌謡大祭典」のラインナップが公開された後、「GFRIEND」と「Tomorrow X Together」の出演不発にさまざまな疑惑が寄せられた。特に「防弾少年団」が予定されたスケジュールにより同番組に不参加することになりMBCが「Tomorrow X Together」と「GFRIEND」に不利益を与えているという指摘だ。「Tomorrow X Together」は今年最も活躍した新人の1組であるが、年末の歌謡祭のステージで同番組にだけ出演ができないことが不審だということである。

 特に「Tomorrow X Together」は今年10月21日にニューアルバム「The Dream Chapter: MAGIC」を発表した当時、他社の音楽番組にには出演したが、MBCの「ショー! 音楽中心」には出演できなかった。単に「MBC歌謡大祭典」だけが出演不発になったのではなく、以前から続いてきた不和説が「報復性のパワハラ疑惑」に力を入れている。

 「GFRIEND」の場合は所属事務所のSOURCE MUSIC がBigHitエンターテインメントの傘下レーベルとして買収され、同じ被害に遭っているものと推測されている状況だ。「MBC歌謡大祭典」は1年の歌謡界を締めくくり決算する場であるだけによい活躍を見せた2組の出演不発は当然疑問を加えざるを得なかった。

 これに対して同番組の関係者たちは「BigHitエンターテインメントと関連した歌手たちのMBCへの出演が難しくなったのは業界ではすでに公然の事実だ」と耳打ちした。「防弾少年団」が予定された日程で「MBC歌謡大祭典」の出演が難しいという意思を伝えた後、MBCと不和説が巻き起こったことがある程度事実だということが業界関係者たちの反応だ。

 MBC側は「報復性のパワハラ疑惑」の疑惑に対して否認する立場だった。SBSやKBSの年末ステージに参加する「防弾少年団」がMBCの「歌謡大祭典」の出演が不発に終わったことは残念だが、「キャスティングは完全にプロデューサーの裁量だ」という立場だ。しかしMBC側は「報復性のパワハラ疑惑」の疑惑は推測性だという立場のみを出しただけで、「Tomorrow X Together」や「GFRIEND」の出演不発に対する妥当な説明がないため疑惑が続いているものと予想される。ファンたちもまた「GFRIEND」と「Tomorrow X Together」の同番組への出演不発に対する明白な説明が必要だという反応だ。