『スカイウォーカーの夜明け』におけるレイの物語は、J・J・エイブラムスの計画通りだったのか?

引用元:IGN JAPAN
『スカイウォーカーの夜明け』におけるレイの物語は、J・J・エイブラムスの計画通りだったのか?

J・J・エイブラムス監督が、後日譚トリロジーにおけるレイのキャラクター発展に関するプロセスについて明かし、レイに長期的なプランを立てていたが詳細は緻密な地図ではなく、“霧の中で形作られ”ていたと明かした。また、監督はサーガが拡大し続けるにつれ、レイに用意していた物語の一部を調整しなければならなかったことも認めていたという。
IGNとのインタビューで、『フォースの覚醒』と『スカイウォーカーの夜明け』でメガホンを取った監督が、エピソード9でレイの物語を完結させることについて語り、『フォースの覚醒』の製作中に立てたオリジナルのプランからどのようにアイディアを進めたかを語った。
エイブラムス氏は、「『フォースの覚醒』のときに、(脚本家の)ローレンス・カスダンと考えていた多くのことは『スカイウォーカーの夜明け』で実現したが、当時はずっと先のことで、とにかく『フォースの覚醒』が最優先事項だった」と述べていた。

「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」画像・動画ギャラリー

「でも、『スカイウォーカーの夜明け』の起用されたときに『フォースの覚醒』のときにした会話に戻り、『最後のジェダイの』の要素を吸収した。“霧の先に見えていたもの”はすべてではないが、多くが実現した」
監督は、『フォースの覚醒』の製作からのコンセプトを再検討する立場にあったが、スカイウォーカー・サーガを終わらせるために最高のアイディアを求めて絶えず努力していたため、以前のプロットの流れに制限されたとは感じなかったと明かしている。
「オリジナル三部作でもそうだったが、途中でもっと良いアイディアが見つかり、当初の計画を変えることは往々にしてある。だから物語のブロックは最初からあったが、細かいところは状況に応じて変化した」

以前にエイブラムスは、自分のオリジナルのビジョンが『スカイウォーカーの夜明け』で脱線していないことをファンに保証し、『最後のジェダイ』で下されたクリエイティブ的な決断のどれも、後日譚トリロジーの最終章となるエピソード9で物語が向かう方向に大きく影響はしなかったと説明していた。 Adele Ankers