悠木碧『プリキュア』新作でメインキャスト 「栄養剤のような作品」と魅力熱弁

引用元:オリコン
悠木碧『プリキュア』新作でメインキャスト 「栄養剤のような作品」と魅力熱弁

 アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』鹿目まどか役、ゲーム『ポケットモンスター』イーブイ役などで知られる声優の悠木碧が、来年2月2日よりABC・テレビ朝日系で放送される『プリキュア』の新シリーズ『ヒーリングっど◆プリキュア』(◆=ハートマーク)に出演することが25日、わかった。プリキュアシリーズには、劇場アニメ『映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!』(2017年公開)にゲスト声優として参加していたが、メインキャスト・テレビ版に出演するのは初で、主人公・花寺のどか/キュアグレース役を務める。

【画像20枚】キービジュアルと新キャスト&キャラの個別カット

 2004年『ふたりはプリキュア』でスタートした同シリーズは、18年に15周年を迎え、18年秋の映画では「アニメに登場する最も多いマジカル戦士の数」でギネス世界記録に認定。17年目に突入する新シリーズ、15代目のプリキュアとなる今作は「手と手でキュン! ハートつないで地球をお手当て!」がキャッチコピー。動物がパートナー!?でヒーリングアニマルと力を合わせて大切な地球を手当てし、最強の癒やしのプリキュアが登場する。

 舞台となる街に引っ越してきた中学2年生の女の子で主人公・のどかは、おっとりでマイペース、芯が強くて明るく前向きだが、運動はちょっと苦手。優しい心の持ち主で感動すると「ふわあ~」と言ってしまい、パートナーのウサギ型のヒーリングアニマルの女の子・ラビリンと一緒に“花のプリキュア”「キュアグレース」に変身する。

 プリキュアを演じることが決まった時について悠木は「大変光栄に思いました。同時に、責任も感じました。多くの役者さんが受け継いできたタイトルのバトンを受け取る緊張感、一年かけて毎週観てくださる皆さんに夢と希望を伝えていける喜び、噛み締めつつ、丁寧に届けていきたいです」と意気込み。

 キャラクターの第一印象は「おおらかで器が大きい子だなと思いました。痛みがわかるから人にも優しくできる。純粋で、ありとあらゆるものに感動できる。ともすれば危うい多感さだけれど、それを優しさと思いやりのまま胸の中に残して立ち上がれる所が、のどか最大の強みではないかと思います」と分析。

 プリキュアシリーズの魅力は「プリキュアは、観るだけで夢や希望をチャージしてくれる、栄養剤のような作品です」と例え「私がプリキュアシリーズにハマったのは、大人になってからでした。子どものころは呼吸するだけで生み出せていた希望ですが、大人になるとかき集めなければ手に入らなくなってくる。それを、大人も子どもも関係なくみんなに提供してくれる作品。それが、プリキュアシリーズの一貫した魅力だと思っています」と熱弁した。

 悠木のほか、沢泉ちゆ/キュアフォンテーヌ役(水のプリキュア)を依田菜津、平光ひなた/キュアスパークル役(光のプリキュア)を河野ひより、マスコットキャラ・ラビリン役を加隈亜衣、ペギタン役を武田華、ニャトラン役を金田アキ、ラテ役を白石晴香が担当する。

■あらすじ
 地球を癒やし“お手当て”してきた秘密の世界【ヒーリングガーデン】が、地球をむしばみ病気にしようとする【ビョーゲンズ】の襲撃にあって危機に陥ったため、地球がピンチとなる。このピンチを救うため逃げのびた3人の“地球のお医者さん見習い”であるヒーリングアニマルたちが、“ヒーリングガーデンの王女”で【特別なちから】を持ったラテとともに、パートナーを探しに地球へやって来る。そして、3人の普通の女の子が彼らと出会いプリキュアに変身し、ビョーゲンズに立ち向かって、地球のお手当てのために力を合わせる。

■シリーズ一覧
2004年『ふたりはプリキュア』
2005年『ふたりはプリキュア Max Heart』
2006年『ふたりはプリキュア Splash☆Star』
2007年『Yes!プリキュア5』
2008年『Yes!プリキュア5 GoGo!』
2009年『フレッシュプリキュア!』
2010年『ハートキャッチプリキュア!』
2011年『スイートプリキュア♪』
2012年『スマイルプリキュア!』
2013年『ドキドキ!プリキュア』
2014年『ハピネスチャージプリキュア!』
2015年『Go!プリンセスプリキュア』
2016年『魔法つかいプリキュア!』
2017年『キラキラ☆プリキュアアラモード』
2018年『HUGっと!プリキュア』
2019年『スター☆トゥインクルプリキュア』