ピンク・レディー「不思議な気持ち」初の映画イベント出席…スター誕生予選会場と同じ場所で

引用元:スポーツ報知

 女性デュオ「ピンク・レディー」が1日、東京・千代田区のよみうりホールでアニメ映画「妖怪学園Y 猫はHEROになれるか」(13日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇した。76年にデビューしたピンク・レディーが映画のイベントに登場するのは、初めて。15年ぶりの新曲となる「メテオ」を同作のテーマ曲として提供している。

 赤い衣装をまとった2人がサプライズで登場すると、会場の親世代は大興奮し、指笛や歓声が沸いた。同所は高校時代の75年、オーディション番組「スター誕生!」の予選で立った思い出の場所。増田恵子(62)は「興奮しています。奇跡であり、偶然でもある。不思議な気持ち」とかみ締めていた。

 ピンク・レディーが自分たちの作品以外の映画のテーマ曲を手がけるのは、今回が初めて。製作総指揮の日野晃博氏によると、同曲を手がけ、昭和歌謡曲をリスペクトしているナユタン星人氏たっての希望で異色のタッグが実現した。増田は「ピンク・レディーぽくてうれしかった。中毒性がある」と満足げにほほ笑んだ。

 同作のタイトルにちなみ、自身のヒーローについてトークが展開すると、未唯mie(61)はソロになりたての頃に会ったというマザー・テレサの名前を挙げ、「『実際にボランティアで活動するのはもちろんだけど、それぞれの持っている仕事で人々を助けることはできる』と言われ、よし、これからも歌っていこうって思えた」と回顧。増田は「デビュー50周年が近づいてきている。ピンク・レディーを作ってくれたスタッフが私のヒーロー」と語った。

報知新聞社