太川陽介&蛭子能収「旅バラ」最終回でがっちり握手「長い間、ありがとうございました」

引用元:スポーツ報知
太川陽介&蛭子能収「旅バラ」最終回でがっちり握手「長い間、ありがとうございました」

 タレントの太川陽介(60)と漫画家でタレントの蛭子能収(72)の人気旅番組、テレビ東京系の「太川蛭子の旅バラ」(水曜・後6時半)が25日、感動のフィナーレを迎えた。

 「旅バラ」は2人のコンビで2007年10月から17年1月まで約10年間にわたり放送。路線バスで制限時間内に目的地を目指す珍道中で人気を集めた「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」の後継番組として19年4月に復活した。

 70歳を超えた蛭子の体力面を考慮して、バスがつながっていない区間は1万円までタクシーOKという新ルールも設定されたが、11月13日の放送で蛭子が体力の限界を示唆。12月25日放送が最終回となることが発表されていた。

 最終回は「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」で過去2度失敗している因縁の東北縦走ルート。今回は、蛭子が過去のマドンナからもう一度旅してみたいという3人。さとう珠緒(46)、加藤紀子(46)、熊切あさ美(39)のマドンナと5人で、福島・郡山を出発し、山形・銀山温泉を目指した。5人だとタクシーが2台になるため、タクシー代は2万円の設定だった。

 福島・飯坂経由で山形・米沢に入った5人。途中、バスがない高畠駅から赤湯駅の区間は残金3530円でタクシーに乗車。想定料金は4100円だったが、運転手の厚意でかみのやま駅に到着。その後、かみのやま駅から今回初の徒歩。太川は「最終回まであるかせるのか、この番組~」とチクリ。次のバス停を探して歩みを進めたものの、見当たらず、しりとりで気を紛らわした一行。8・5キロを歩き、上山営業所にたどり着いた。

 タイミング良く山形駅行きのバスに乗車。山形駅からゴールの銀山温泉までの60キロは、天童バスターミナル―村山駅―尾花沢待合所とバスを乗り継ぎ、ゴールを目指した。

 途中、渋滞もあり、15分遅れで天童に到着したものの、遅延のバス待ちをしていたバスに乗り継いだ。さらに村山駅前も5分待ちで乗り継ぎと“奇跡”連発で午後5時10分に尾花沢に到着。同54分の最終バスで有終のゴール。太川と蛭子は固い握手を交わした。

 最後は成功のご褒美にマドンナ3人と混浴。太川が「長い間、ありがとうございました」とあいさつし、締めくくった。 報知新聞社