乃木坂46、メンバー10人主演のオムニバスドラマが配信「みなさんへのクリスマスプレゼントになれば」

引用元:オリコン
乃木坂46、メンバー10人主演のオムニバスドラマが配信「みなさんへのクリスマスプレゼントになれば」

 人気グループ・乃木坂46の松村沙友理、北野日奈子、堀未央奈、与田祐希、久保史緒里が25日、都内で行なわれたFOD(フジテレビオンデマンド)オリジナルドラマ『乃木坂シネマ STORY of 46』制作発表に登壇した。このたびメンバー10人が恋愛、アクション、ファンタジー、人間ドラマまで新進気鋭の映像作家たちとタッグを組み、主演ドラマにチャレンジ。松村は「クリスマス当日に配信できたことが私たちからみなさんへのクリスマスプレゼントになればいいな」とメッセージを送った。

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 全10話のダイジェスト映像を視聴した松村は「普段接しているメンバーとキャラが違う。こんなことをやってたんだとダイジェストで見られて、より楽しみになりました」と仲間たちの“女優”としての表情に期待。登壇のメンバー5人がカウントダウンし、第1話となる齋藤飛鳥主演『鳥, 貴族』の配信がその瞬間にスタートした。

 それぞれのみどころについて、紙に書かれた謎のキャラ・超魔空騎士アルカディアスとの一風変わったラブコメに主演した松村は「私の作品は不思議な作品。相手役の方が現場にいない。紙なのでCGだったんですけどスタッフさんもお互いの心が通じ合っているのか、いないのにみんなの目には見えているような、一致団結していました」と感激。

 2026年を舞台としたSFシリアスドラマで完璧なアンドロイド役を演じた久保は北九州で撮影し「夏の九州で、アンドロイド役なので汗をかかないでと言われたので大変でした。乃木坂のなかでも1、2位を争うくらい汗をかくので…空き時間に、氷のうをギリギリまであてたり、日傘で対策をしました」と苦労しながらもなんとか完成させたそう。

 ターゲットの男性を魅了することを競技とする架空の部活『結道』に青春をかける女子高生を演じた北野は「頭がよくて分析能力が高い理系女子。私は文系なのでどう頭良くみせるのか、普段はおバカキャラがみえてしまうのでそこを隠すのにどうしようか考えて。せりふのトーンが落ち着いてたり、頭の良いことをスラスラ言っています。得体のしれない数字やアルファベットを思い浮かべながらしゃべりました」と工夫しながら臨んだ。

 “スーパーAD”として念願のアクションに挑戦した堀は1ヶ月前からけいこに入り、ワイヤーアクションなど体当たりに熱演。「強い女性に憧れていたので、自分が超人になったようで、さらにアクション熱が増してお家でもさらにアクション映画を見返すようになった。今までの私のイメージとは全然違う姿がみせられるのではないか」と自信。血を吐き出す動作など「レアな体験だな、と楽しませていただきました」とすっかり満喫した様子。

 与田は自信家ながら“チビ”というコンプレックスを抱えた主人公になりきり、「自分も身長が低くいじられるので、役作りというより自然にできたかな?」と笑顔。松村から「イジるというか、グループにいると見るからに小さく感じる」と突っ込まれると、与田は「以外と私より小さいメンバーもいるんですけど…絶対一番小さいでしょ?と言われる。なんでなんですかね?」とちょっぴり抵抗。「でもだからこそこの作品ができたのかな」と前向きに納得していた。

 また、今年は主演映画も公開された堀は「お芝居って難しいけどもっともっと知りたいと思える年だった。来年ももっともっとお芝居に挑戦したい。後輩の活躍も目立っていて、グループの変化とともに国内外で先輩として引っ張っていかなければと思えた1年でした」と来年に向けての意気込み。松村は「2019年はレコード大賞など結構プレッシャーのかかる年だった。それに負けないで後輩の子たちも頑張ってくれたなと。坂道シリーズも成長していたと思える1年だったので、グループとして個人として自分の場所が見つけられた年だったのかな」と達成感をにじませていた。

 25日より毎週水曜日午前0時からFODにて配信。