『ポケモン ソード・シールド』でわがままにコーデしたい!~ガルモおじさんガラルに立つ~

引用元:インサイド

2019年11月15日、任天堂より、待望の人気シリーズの最新作がスイッチで発売されました。思うがままに、わがままに、自分ならではのファッションコーデを楽しむゲーム……もうお分かりですね?そう、『わがままファッション ポケモンソード』です。

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主人公は、まだ年若い女の子。たくさんのポケモンたちとともに、無限に広がるコーデの世界への冒険が今、始まります。さぁ……夢と!冒険と!わがままファッションの世界へ!レッツゴー!

……と、でたらめなあらすじを書いてみましたが、この記事は、任天堂がDSと3DSでリリースしているファッションコーディネートゲーム『ガールズモード』(※コアターゲットは女児~女性全般)シリーズの最新作がいつまで待っても発表されず、”ガルモロス”に苦しみ続ける筆者が『ポケットモンスター ソード・シールド』でその哀しみを癒してみようというものです。

ちなみに『ソード』を選んだ理由は『ポケモン ソード』と『ガールズモード』の語幹が似ていたからです
そんなこんなでプレイスタート! お母さんからもらったおこづかいは、ブラッシータウンに着くなり秒で消費。お母さんが家で泣いていそうです。「ここのブティックで店員のアルバイトさせてくれないかな、すぐ稼げるのになぁ」とちょっとうらめしく思いつつ、少しでもお金を貯めるために早期購入特典のニャースを鍛えながらストーリーを進めていきます。全コーデアイテムを確認してからが真のスタート!

いわゆる御三家の中から見た目で選んだメッソンはストーリーを進めるのに相性がよいのか、物語はすいすいと進行。ジムリーダーたちに挑戦する際に背番号を自由に決められることになったので、番号は「05」としました。5であるのは、このゲームが筆者にとっては実質『ガールズモード』の5作目であること、そして「05」と二桁表記になっているのは、『ガールズモード』シリーズは10作品以上リリースされてしかるべきゲームであるからです。

そんなこんなで、さまざまなアイテムを手に入れてはコーデに勤しみ、コーデに合わせてヘアスタイルやカラーもバッキバキに変えたり(髪が傷みそう……)しているうちに、ようやくシュートシティへ到着!どうやらここに最後のブティックがあるようですので、いよいよここからが本番です。

気が合いますねソニアさん!もちろんこれからブティックに行くところですよ
3DSでリリースされた『ガールズモード4 スター☆スタイリスト』にはクールなギャル系ブランドのAS USA(アズウサ)、ロックテイストのStray Cat、王道ガーリーなLa Chou Chou(ラ・シュシュ)、大人の女性らしさに満ちたフェミニンなflute fなど全14の架空ブランドが登場し、総アイテム数は1万超えという驚異のアイテム数を誇りますが、『ソード』のコーデアイテム数はさすがにそこまではいかない様子(同じくらいあったらむしろビックリしますが)。

コーデを楽しめるのは、トップス、アウター、パンツ、ワンピース、ソックス、シューズ、リュック、帽子、メガネ、グローブの10部位。悩む悩む!そして悩むのが楽しい!
とはいえ、リーグカード用の写真撮影は、背景やエフェクトの種類、主人公に取らせられるポーズや表情の種類など『ガールズモード』シリーズにも引けを取らない凝りっぷりで、これはかなりの”時間泥棒”。ガラル地方をめぐる壮大なコーデの旅をした成果として、リーグカードの写真とともにいくつか作例を紹介したいと思います。

◆ガーリー(ゲームスタート直後の初期状態)
■ニットパーカー(グレー) ■リボンワンピース(ピンク) ■チェックソックス(グリーン) ■ミドルブーツ(ブラウン) ■レザーボストン(ブラウン) ■ニットベレー(グリーン)
本作をお持ちでない方がコーデの多様さを知る比較対象にできるよう、まずはゲームスタート時のコーデから紹介します。すでにハイレベルでガーリーな装いにビックリです。パーカーとベレ―の素材、ベレーとソックスのカラー、ブーツとバッグのカラー……と要所がしっかり揃えられており、さりげなく、かつバツグンの統一感を演出しています。アシメボブ(アシンメトリー=左右非対称、なボブカット)もキュートすぎる。やだ、この子おしゃれ……。ともあれ、プレーンな状態・イメージを保つべく、リーグカードの写真も真正面からシンプルに撮りました。

◆カジュアル
■Tシャツ(アーバン)/980円/ブラッシータウン ■ジップアップパーカー(すてきなあくむ)/15,000円/ナックルタウン ■プリーツミニスカンツ(オレンジ)/3,400円/ブラッシータウン ■サイハイソックス(ブラック)/990円/ブラッシータウン ■カジュアルスニーカー(すてきなあくむ)/13,800円/キルクスタウン ■スポーツリュック(フェアリー)/5,830円/シュートシティ
カジュアルに……カジュアルに……と思いつつコーデをしたら、予想以上に”こまっしゃくれた小学生”のような子が爆誕してしまいました。ホッブ君によく憎まれ口を叩いてそう……。まぁ、彼はそういうのを笑って流せるオトナな少年なんですけどね(妄想)!ちなみに、スカンツというのはスカートとパンツを組み合わせた語で、”スカートのように見える”ワイドパンツのことです。これならよいこがプレイしても安心(?)です。

◆坂道系
■7ぶたけシャツ(ホワイト)/22,900円/キルクスシティ ■ニットパーカー(ピンク)/10,080円/エンジンシティ ■チェックミニスカンツ(モノトーン)/6,950円/エンジンシティ ■ハイソックス(ネイビー)/390円/ブラッシーシティ ■ローファー(ブラウン)/6,740円/ブラッシーシティ ■キャンバスリュック(ネイビー)/1,990円/ブラッシーシティ
坂道系というのは、乃木坂46、欅坂46などの「坂」の字が付く人気グループを模したコーデを指します。平たく言うと「清楚さ、かわいらしさが前面に出た制服姿(or制服風コーデ)」という感じでしょうか。なかなかうまく制服っぽさを出せたのではないかと思います。髪は黒くしつつ、でもうっすらとメイクも忘れずに。上記の「カジュアル」と比べると、こっちの子は何歳か年上なのでは……という気すらしてきます。

◆スポーティー
■Tシャツ(ウインディ)/30,000円/ブラッシータウン ■トラックパンツ(こおり)/8,620円/シュートシティ ■スニーカーソックス(ブラック)/350円/ブラッシータウン ■カジュアルスニーカー(ブルー)/6,800円/キルクスタウン ■スポーツリュック(ゴースト)/5,830円/シュートシティ ■スポーツキャップ(ゴースト)/5,800円/シュートシティ ■スポーツサングラス(どく)/7,100円/ナックルシティ ■シンプルグローブ(ブラック)/990円/ブラッシータウン
ジムチャレンジをトライアスロンか何かと勘違いしてそうな感じになりました。さわやかな汗を流しながらひたすら走っていそうです。これはたぶん、サングラスを外すと碧眼のアメリカン美少女が出てくるヤツ……!本当はポニーテールとキャップを組み合わせたかったのですが、結び目の位置が高すぎるためか両立できないのでショートカットにしてみました。

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◆クール
■パンクカットソー(わるだくみ)/21,400円/キルクスタウン ■ライダースジャケット(ホワイト)/111,300円/シュートシティ ■レザーパンツ(ブラック)/96,400円/シュートシティ ■ミドルブーツ(ブラウン)/初期装備 ■スタッズレザーリュック(ヘビーブラック)/79,500円/シュートシティ
クールというか、ロックというか。ライダースとレザーパンツを組み合わせた、かっこよさ追求のコーデです。暗いシャッター街であるスパイクタウンの背景がこの上なく似合います。この辺一帯をシメてそう。大半のアイテムがジムチャレンジ終盤のシュートシティまで行かなければ手に入らないこともあり、一つひとつがやたら高い!総額で30万円近くがさらりと飛んでいきました。おかあさん、わたしはようふくでさんざいするわるいこになってしまいました……。

◆山ガール
■ボーダーシャツ(パープル)/1,500円/ブラッシータウン ■ワッチキャップ(ブルー)/4,810円/シュートシティ ■スウェットパーカー/2,100円/ブラッシータウン ■デニムホットパンツ(ライトブルー)/24,000円/シュートシティ ■プリントレギンス(ガスレッド)/3,200円/シュートシティ ■ミドルブーツ(サンド)/21,000円/スパイクタウン ■スポーツリュック(ひこう)/5,830円/スパイクタウン
最近はいっときのブームを過ぎてしまった気もしますが、ゆるくキャンプとかしそうな山ガールコーデにチャレンジ。カジュアルに動きやすさを担保しつつも、レギンスで足をしっかりガード。虫刺されや、藪に踏み入ったときのスリ傷などから守ります。パーカーの色は、もうちょっとパキッと明るい方がよりそれらしいかもしれませんね。ネットなどで山ガールのコーデ例を見ると色がパキパキに明るい例が多いように感じられますが、遭難したり仲間とはぐれたりしたときに目立つためなのでしょうか?

◆セレブ
■サテンプリーツドレス(ホワイト)/52,400円/キルクスタウン ■タイツ(ブラック)/1,190円/ブラッシータウン ■ボアショートブーツ(ボルドー)/19,200円/キルクスタウン ■レザーボストン(ブラウン)/初期装備 ■フライトキャップ(ホワイト)/35,800円/キルクスタウン ■キャッツアイサングラス(べっ甲柄)/21,000円/キルクスタウン
「ガラル地方一帯はいずれわたしのものよ、ふふふ……」とでも言いたげなコーデ&写真になりました。ボアショートブーツやフライトキャップは、もこもこボアコートと合わせて雪に包まれたキルクスタウンで買える冬の装いですが、トップスをサテンドレスに変えることで高級感が出せたのではと思います。「おじょうちゃんにはそんな恰好はまだ早いんじゃない?」と、謎の親目線でのプレイがはかどること請け合いです。

◆フェミニン/ガーリー
■ニットパーカー(ブルー)/10,080円/スパイクタウン ■サテンプリーツドレス(ホワイト)/52,400円/キルクスタウン ■タイツ(ブラック)/1,190円/ブラッシータウン ■ミドルブーツ(ブラウン)/初期装備 ■フリルリュック(ボルドー)/18,160円/キルクスタウン ■キャスケット(ブルー)/1,500円/ブラッシータウン
最後に、筆者のお気に入りコーデを紹介します。『ガルモ』ではフェミニンとガーリーを足して2で割ったようなコーデばかりしているので、ここでもそんな感じになりました。できれば、明るい色のマフラーかスカーフあたりを首に巻いて差し色にしたかったのですが、本作では首には何も身につけられないのが残念です。ちなみに差し色とは、シンプルな色使いや淡い色使いのコーデに、明るめの色をした小物やアクセサリー、バッグなどを合わせてアクセントにすることを指します。

キャスケットはどうしてこうも女の子や女性を魅力的にしてしまうのか(キャスケットフェチ)

さて、おしゃれ要素ばかりを遊ぶ『ポケモン ソード・シールド』プレイはいかがでしたでしょうか。シリーズファンのみなさんはよくご存じだと思いますが、大人が遊んでこそ心に染み入るセリフがあったり、大人だからこそ意味が分かってずっこけてしまうような描写があったりと、世代的にはドンピシャながらあまり『ポケモン』を遊んでこなかった筆者もストーリーをじっくり楽しめています。

筆者のお気に入りコミックの1つ「め組の大吾」のテーマを彷彿とさせる名ゼリフ
小さい頃に知っておきたい、よい考え方だとしみじみしました
「ロッドダウジング~!」とレトロなネタに悶絶したひとコマ
これから年末にかけてさまざまな大型タイトルが発売されますが、スイッチで遊べるというのも『ポケモン ソード・シールド』の大きな強みです。年末年始の帰省のお供に、4日間にわたって開催される年の瀬の大型イベントのお供に……コンソール機やPCでゲームが遊びづらいタイミングでも、スイッチならさらりと遊べます。まだ購入されていない方も手を出してみてはいかがでしょうか。…『ガールズモード』の次回作までの楽しみとして!

最後に、あまりにかわいらしいダグトリオ(ダイマックスのすがた)の雄姿をお楽しみください
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