松本人志 沢尻容疑者へのNHKの対応に疑問「本人がいくらやったって言ったって」

 ダウンタウンの松本人志(56)が1日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。合成麻薬MDMAを所持したとして麻薬取締法違反の疑いで逮捕された女優の沢尻エリカ容疑者(33)について言及した。

【写真】セクシーな水着姿を披露する沢尻エリカ=当時

 ゲストで漫画家の西原理恵子氏(55)は「クスリの製造販売に関わっている人に取材したことがあって、素人が作ってるのよ、本日の気まぐれサラダ並みに内容量変わるよって。危ないのよって…(話していた)。素人が作ったものを口にするのがいかに危険かということ」とコメント。これに対し、松本は「子どもの頃からどこのオカンが握ったか分からないおにぎりは食ったらあかったもんね。原点はそこのような気がする。そんなに友達でもないオカンのおにぎりは食いたくなかった」と持論を展開し、笑わせた。

 沢尻容疑者は来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)に出演予定だったが、逮捕を受け、番組を降板。代役は大河初出演となる女優の川口春奈(24)が務めることが決まった。

 社会学者の古市憲寿氏(34)は「作品と出演者は別で分けてもいい」としたうえで「これが仮に不起訴処分とか、裁判で無罪になった場合に、NHKはどういうスタンスを取るのか。推定無罪の原則でこの社会で生きている中で、早々とNHKがコレはダメです!として、代役を立てるということをして、すごい公共性が高い団体で、これが果たしていいのかっていう」と疑問を投げかけた。これには、松本も「これちょっと問題。どうなっていくのか。本人がいくらやったって言ったって、証拠もなければ何もないから」と同意した。