人気ヘアメイクアップアーティストの河北裕介が語る“メイクの本質”とは…?

引用元:TOKYO FM+
人気ヘアメイクアップアーティストの河北裕介が語る“メイクの本質”とは…?

TOKYO FMのクリスマス限定コンテンツ「日清MCTオイル presents Christmas Beauty Step」。12月24日(火)の放送は、人気ヘアメイクアップアーティストの河北裕介さん、宝島社の女性誌「otona MUSE」編集長・渡辺佳代子さんをゲストにお迎えしました。浜崎:今日はいろんなメイクについて質問していきたいんですが、いわゆる“チャームポイントを見つけるといいですよ”とか、“何か見つけてそこを活かすといいですよ”ってお話よく聞くんですけど、そもそもチャームポイントって皆あるものなんですか?

河北:ありますよね。僕はよく言うんですけど、自分の好きなパーツって絶対あるはずで。“私、自分の顔嫌いです”っていう人もいるんですけど、そのなかでも絶対好きなパーツっていうのはあるんですよ。だから、そこを見つけてもらうとわかりやすいのかなと思います。

浜崎:どうやって見つけたらいいんでしょう?

河北:もうそれは自分の顔をよく観察することです。で、まぁそれでなくても、多分、自分の潜在意識のなかで、もうわかっているはずです。

例えば肌が好き、とか、目が好き、とか。眉毛が好きとか、鼻が好き、顔の形が好き、髪の毛が好き、手が好き、背中が好き……ってそれでもいいんですよ。なので、自分の好きなところを見つけてもらうと、“それをどうやって活かしたらいいかな”っていう風にして、逆算として考えていけるのかなと思っていますね。

浜崎:例えばコンプレックスに思っている部分が、意外とチャームポイントに変わったりも?

河北:しますし、自分の顔って、もうそれこそ整形しない限り、顔は変わらないわけですから。やっぱり探すしかないんですよね。自分の好きなところを。それから、そもそも論なのかもしれませんが、他人の顔とかタレントさんの顔とか、美しい人の顔を見て憧れるのもすごくいいことなのですが、それはあくまでもエッセンスとか参考にするようにして、とにかく自分の顔とちゃんと向き合っていかないと、自分のいいところっていうのは見つからないと思うので。まず自分の顔をしっかりと見つめ直して頂いて、好きなパーツを1個探して欲しいですね。

浜崎:チャームポイントをメイクで生かす方法としては?

河北:これはね、難しい。そこばっかりメイクして、例えば目がすごいキレイだからって、アイメイクばっかり頑張りすぎちゃっても、メイクっていうのはうまくいかないので。そのバランスをどう持っていくかなんですね。

例えば、目のキレイさを活かすために何もしないってこともあったりもするんですよ。だからそのシーンによって、あと誰に見せるか、とか。そこまで考えてメイクしていくといいのかなと思います。あくまでも主役は目に持っていくように、とかね。

浜崎:ありがとうございます。さぁ、ここからは河北さんご自身の美容法についても教えて頂きたいんですが。

河北:こんなおじさんの美容法、誰が聞きたいんですかね。

浜崎:めちゃくちゃ興味ありますよ。河北さんのこだわりって?

河北:日清MCTオイルを、朝、必ず僕コーヒーに入れるんですね。で、それから例えば家事をちょっとババっとやるんですけども、家事やったり散歩へ行ったり、ちょっとしたストレッチをやったりとかすると、もう見せたい、皆に。僕の汗を。

浜崎:やっぱり代謝に?

河北:もうびっくりですよ。風邪もやっぱり引きにくくなっているんです。代謝がいいと冷えないので。風邪も引きにくいですし。もうこれはね、この時期は皆さん鞄に1個入れておいたほうがいいんじゃないかなと思っています。

浜崎:携帯用として。

河北:全然重たくないので、もうそれを持ち運んで頂いて、サラダとかにパッとかけるとか。

浜崎:そう。なんでもかけられますからね。スープものもいけますし。

河北:そうなんですよ。MCTオイルを摂っていただけたらいいんじゃないかなと。

(中略)

浜崎:ここからは2人目の素敵なゲストをお迎えします。「otona MUSE」編集長の渡辺佳代子さんです。春のトレンドも気になりますが、2020年を迎えるときに、何か“こういうアイテムがあったらいいよ”とか。

渡辺:そう、それを考えたんですよ。“何をお勧めしたらいいんだろう”って。でも、結論は、何を着たらいいとかっていうよりは、も自分に似合うものを着たほうがいいと思って。

河北:ちょっと僕と考え似てるでしょ?

浜崎:本当ですね。メイクと一緒で。ということは、やっぱり、もっと自分を知ってくださいってことですか?

渡辺:自分を知った上で自分に本当に似合うものを着ることと、普段着ない格好をしていると同性でもドキッとしちゃうんです。例えば普段デニムしか着ない人が、ある日ドレスとかで現れると絶対見ちゃうじゃないですか。ハッとするというか。

特に今年の冬も次の春もそうなんですけど、色がキレイなアイテムがたくさん出ているんですよ。やっぱり黒、白、ベージュ、スタンダードなカラーを着ることが多いと思うんですけど、今日皆真っ黒ですもんね。リスナーの方には見えませんけど真っ黒じゃないですか。

でも(例えば)ピンクのニット、普段の格好だけどピンクを着るだけで全然、印象って変わるので。てっとり早くイメージを変えて新鮮に見せるのは色かなって。たくさん可愛いものも出てるので。

浜崎:ピンクのトップスに合わせるメイクは? 河北さん。

河北:それは多分、時間にもよりますよね。

浜崎:時間! 今度は時間ですか!

河北:そうです。時間と、あと誰に見せるかっていうのもあるんですよね。彼氏に見せる、その彼氏とどれぐらい付き合っているかにもよってきますね。

渡辺:難しっ。

河北:だから、その状況によって、人によって絶対違うので、一概には言えないですけども。

浜崎:じゃあ設定1つ言っていいですか。

浜崎:明日、クリスマス。彼と初めてのクリスマスデートにピンクのニット着て行こう。

河北:青みが少し入った赤リップを入れますね。少しボルドー、ワイン寄りのリップをうまく使って。その色の合わせをしていきます。そこでグラデーションを、ピンクと、青と。青み、赤ですね、ボルドー系の色でちょっとグラデーションさせるようなイメージにします。

浜崎:そうした場合、チークとかアイメイクとかって、あんまり目立たせないほうがいいんですか。

河北:これも一概に言えないんですけど、チークはできるだけ薄いほうがいいですね。アイメイクも、あんまりそこにピンクとか赤とか入れちゃうと、ちょっとうるさい顔になっちゃうので、ブラウン系とかなじみのいい色を使っていただくといいかもしれないです。

浜崎:明日、街のどこかにそういう子がいたら嬉しいんですけど。それでは最後に、リスナーの皆さんに向けてチャームアップメッセージを頂きたいと思います。それではまず渡辺編集長お願いします。

渡辺:ファッションとは自分を知ることである。

河北:メイクとは自分を好きになること。

渡辺:なんか真似してません(笑)?

河北:してませんよ(笑)! もうとにかく、自分のことを好きになってもらいたいんですよね。そうじゃないと、ファッションもメイクも始まらない。人ばっかり羨ましいとか、この人の顔になりたいと思っていても、身体になりたいと思ってもなれないわけですもんね。まず、自分のことを好きになってもらいたいなと思っていますね。

(TOKYO FM「日清MCTオイル presents Christmas Beauty Step」12月24日(火)放送より)