「あの方と…」痛い過去を自ら蒸し返した田中みな実の狙い

 フリーアナウンサーの田中みな実(33)が漏らした一言に注目が集まっている。11月25日に放送されたバラエティー番組「しゃべくり×深イイ」(日本テレビ系)に出演し、過去に口説かれたタレントについて聞かれると「あの方と付き合ってから、めっきりなくなっちゃって。本当になくなりました」と告白した。

 “あの方”とは、オリエンタルラジオの藤森慎吾(36)のことだろう。結婚目前といわれながら4年前に破局した。いわば、田中にとっては“黒歴史”とも言える。それをわざわざ口にしたのはなぜなのか。

 芸能ライターの弘世一紀氏がこう言う。

「田中アナは賢い女性です。12月13日に発売される自身初の写真集のプロモーションのため積極的にテレビに出演していますが、何となく思いついただけの“うっかり発言”はまずしません。今回も何かの理由があって意図的に黒歴史に触れたと考えるべきでしょう」

 田中アナと藤森の交際が明るみに出たのは2012年11月。その直後、藤森は別の女性とのセンセーショナルな話題を週刊文春に報じられた。田中アナが自らの暗い過去を蒸し返すような発言をしたのはなぜなのか。

「田中アナは20代はぶりっ子キャラで売っていましたが、近頃は“こじらせ女子”の代弁者的なポジションにシフトしています。それを死守したいのでしょう。最近、イケメンタレントとの噂が流れ、結局、男性の影がないことが分かりましたが、“リア充女子”だと明らかになると、せっかく築き上げた“こじらせ”のイメージが崩れかねません。“現在地”をけむに巻き、噂を打ち消すためにあえて過去の悲恋にサラリと触れたのかもしれません」(前出の弘世一紀氏)

 これまで、こじらせ女子の代表格と言えば壇蜜(38)と橋本マナミ(35)だったが、いずれも好条件の男性と結婚した。ある意味、田中の独壇場になったと言える。今後、ますます田中アナは“こじらせ発言”を連発しそうだ。