「スター・ウォーズ」の世界はまだまだ続く 『マンダロリアン』製作陣がコメント

引用元:オリコン
「スター・ウォーズ」の世界はまだまだ続く 『マンダロリアン』製作陣がコメント

 20日から公開中の映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』で、最後の「スター・ウォーズ」とあおりまくっている裏で、ルーカスフィルムは「スター・ウォーズ」の世界を舞台にした作品を次々と製作している。11月12日に全米で始まったディズニーのストリーミングサービス「Disney+」で配信開始された『マンダロリアン』。日本では今月26日から「ディズニーデラックス」で独占配信される。

【動画】『マンダロリアン』製作陣のコメント

 今年8月に米アナハイムで開催されたディズニーファンの祭典『D23 Expo 2019』などで、『マンダロリアン』のほか、アニメシリーズ『クローン・ウォーズ』の再開や、「スター・ウォーズ」のオリジナル3部作、新3部作の重要キャラクターであるオビ=ワン・ケノービ、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016年)に登場したキャシアン・アンドー、それぞれを主人公にしたインターネットテレビシリーズの製作が発表されている。

 今回、『D23』での発表直後にインタビューに応じるジョン・ファブロー(『マンダロリアン』製作総指揮・脚本)、デイブ・フィローニ(『マンダロリアン』製作総指揮・第1話監督)、キャスリーン・ケネディ(ルーカスフィルム社長)の動画が公開された。

 映画『ジャングル・ブック』(16年)と『ライオン・キング』(19年)の監督も務めたジョン・ファヴローにとっても、『マンダロリアン』はやりがいに満ちたものだったよう。「僕らが苦労して作品を作っているのは、ファンが観てくれると思うからこそ。物語を届けることで彼らとのつながりを持ちたい。もちろん僕らも普段は観客の1人として誰かが作った物語を楽しんでいる。だからこそ、常にあたまを悩ませてファンが喜ぶ物語を作り続けているんだ。そういう作品を世に出すことが僕らの喜びだよ」と、充実感をにじませた。

 キャスリーン・ケネディは、「スター・ウォーズ」の未来を握っている人物だ。「一番の目玉は『マンダロリアン』。2020年には『クローン・ウォーズ』も再開。オビ=ワンのシリーズも決定よ。スター・ウォーズのファンの人たちは、40年間ずっと愛されてきた物語が、今後も続いていくことをとても喜んでいる」と、「スター・ウォーズ」の世界がまだまだ続くことをファンの前で発表できて、かなり満足げ。

 アニメシリーズ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』や『スター・ウォーズ 反乱者たち』『スター・ウォーズ レジスタンス』の製作総指揮や監督を務めてきたデイブ・フィローニは、「ファンの期待値も上がっているから頑張らないとね」と自身を奮い立たせていた(デイブは『マンダロリアン』第1話が初めて手がけた実写作品となる)。

 『マンダロリアン』は、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』から5年後が舞台。帝国が崩壊し、ファースト・オーダーが台頭する前の時代、新銀河共和国の手が行き届かない辺境の地で、“一匹狼”の戦士「マンダロリアン」の活躍を描く。「ディズニーデラックス」で12月26日より第1話を配信。第2話は来年1月3日配信。以降、以降毎週金曜日に1話ずつ配信される(全8話)。