宮本浩次、『ガイアの夜明け』EDに新曲提供「真っ直ぐうたうことができた」

　エレファントカシマシのボーカル・宮本浩次が、来年1月7日にリニューアルスタートするテレビ東京系『日経スペシャル　ガイアの夜明け』（毎週火曜　後10：00）の主題歌として書き下ろしの新曲「夜明けのうた」を提供することが明らかになった。

【動画】楽曲が生み出される瞬間をとらえた「Do you remember?」MV

　同番組は2002年4月から約17年半、850回以上放送されてきた長寿番組。経済報道ドキュメンタリーとして、日本のみならず、地球規模で起きているさまざまなテーマを「経済」「ビジネス」の視点で見つめ、問題解決に奮闘する人々を取材してきた。

　年明けの放送から番組の顔となる“案内人”が江口洋介から松下奈緒にバトンタッチされることを受け、新たにエンディングテーマを設けることに。番組側からオファーされた宮本が新曲「夜明けのうた」を書き下ろした。

　宮本は「わたしはこれほどストレイトにうたをうたえたことは、そうあることではないのです。こんなに、真っ直ぐに、自分の思いをうたうことができたのは、『ガイアの夜明け』に出てくる主人公は、いつだってわたしたちとおんなじ市井に生きる『普通の人々』だからだと思います。自分の心をいつわらずに真っ直ぐうたうことができました。ほんとうにありがとう」とのコメントを寄せた。

　テレビ東京 報道番組センターの野田雄輔チーフプロデューサーは「初めて試聴した時、魂が震えました。そして静かに沸々と、また一歩を踏み出す勇気があふれてきました」と楽曲の持つパワーに感激。

　「毎週、番組を制作していると、大きな壁や難題、不条理の前に呆然とすることもあります。そんな時、私自身も宮本さんの歌を聴き続け、何度も助けられてきました。ガイアのリニューアルに当たり、エンディング曲をお願いするのは、宮本さんしかいないとずっと思っていました。きっと、多くの視聴者の皆さまの心にも、“夜明けの光”を灯してくれるはずだと。私たちも、宮本さんの魂がこもった歌に負けないドキュメンタリーをお届けします」と意気込んでいる。