千原ジュニア主演の「新・ミナミの帝王」が新作放送

引用元:日刊スポーツ
千原ジュニア主演の「新・ミナミの帝王」が新作放送

千原ジュニア(45)が主演するカンテレのドラマ「新・ミナミの帝王」シリーズの最新作2本が年明けに放送されることが決まった。

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シリーズ18作「バイトテロの誘惑」(来年1月13日午後3時20分、関西ローカル)、シリーズ19作「失われた絆」(同18日午後3時、関西ローカル)が放送される。

人気コミックをドラマ化。大阪で「ミナミの鬼」と恐れられる金貸し・萬田銀次郎(千原ジュニア)の活躍を通し、人間の本性に迫る。ドラマは10年に放送がスタート。10年目という節目を迎えるにあたり、千原は「最初は1話で終わると思ってましたが、まさかこんなに続くとは感慨深いです。(自らが出演する)バラエティーを入れても1、2を争う長寿番組です」としみじみと話した。

銀次郎の相棒・竜一役の大東駿介(33)は「俳優歴は15年くらいですが、その3分の2をこの作品で過ごしています。感慨深いです」と振り返り、「当初はジュニアさんとの距離をどう縮めることができるかと思っていました。当たり前のように年に1回、お会いできて互いの近況を報告しあえることに幸せを感じます」とコメントした。

さらに大東は千原と出会った当時のエピソードも披露した。シリーズ1作目のスタジオ撮影のとき、「控室でいきなり『おいっ!』ってジュニアさんの怒鳴り声が聞こえた」。千原が購入したばかりのiPhone(アイフォーン)をマネジャーが落とすハプニングが発生。一瞬、その場の空気が張り詰めたといい、その空気に気付いた千原がiPhoneを拾い上げ、「お前、りんご(アップルマーク)欠けてるやんけ!」と周囲を笑わせた。

大東は「『ああ、この人は優しい人なんやな』って思いました。あれは今も忘れられないですね。あの緊張と緩和が、ジュニアさんを物語っていた。あれがすべての始まりでしたね」と振り返ると、千原は「全然覚えてないわ~」と照れ笑い。

過去にオレオレ詐欺、後妻業など実際の経済事件を題材にしてきたが、2本の最新作も同様に時事ネタを扱う。大東は「起きた事件にああだこうだとコメントするよりも、ドラマだからこそできる『心を刺激する何か』がある気がしています。今回の2つの話は、それがよくわかる作品だと思います」とアピール。千原は「そこにいるだれかが巻き込まれてもおかしくない事件を描いていて見やすいと思います。ぜひ見てください」と力強く締めくくった。