トニセン坂本昌行、華麗ステップ…18年ぶりディナーショーで左膝手術の影響見せず

引用元:スポーツ報知
トニセン坂本昌行、華麗ステップ…18年ぶりディナーショーで左膝手術の影響見せず

 V6の坂本昌行(48)、長野博(47)、井ノ原快彦(43)によるユニット「20th Century(トニセン)」が23日、東京・グランドプリンスホテル新高輪「飛天」でディナーショー(5か所13公演)の同所公演を行った。11月1日からV6のデビュー25周年イヤーに突入。井ノ原は「2020年は6人で楽しく過ごしたい」と来年の盛大な活動を期待させた。

 ディナーショー開催は18年ぶりだ。今回のために書き下ろされた新曲「グレイテスト・ラヴァー」「Winter Wonderland」など14曲を披露。坂本は「コンサートとは違い、ステージから見る景色が違う」と昔を懐かしみながら、9月に長年の蓄積疲労による左膝の前十字靱帯(じんたい)及び半月板損傷による鏡視下前十字靭帯再建、半月板縫合の手術を受けた影響を感じさせない華麗なステップと自前のエレクトリックピアノ演奏で昼夜計1400人を魅了した。

 夏には3人だけの舞台「カノトイハナサガモノラ」を行った。17年に「戸惑いの惑星」に続く第2弾。年を重ねる中で3人の関係をより密に、6人でのライブとは違った近い距離感でファンと触れ合い、井ノ原は「大人の空間。2019年最高の思い出になりました」と声を弾ませた。

 2年に1度のペースで開催してきたV6の全国ツアーは17年を最後に遠ざかっている。この日はV6の「Air」も披露した。長野が「ファンの皆さんのお陰で24年を超えることが出来た。25周年に向けて、また皆さんとお会いできる機会を増やすことが出来たら」と話せば、坂本も「たくさんの感謝の気持ちを届けていきたい」に来年に向けた思い。ディナーショーは26日の横浜公演まで計7390人の動員を見込む。それぞれファンの熱を胸に、メモリアルイヤーを突っ走る。 報知新聞社