ぺこぱ松陰寺の“ナスのへた”は自作、オズワルド伊藤は“細稲垣”を釈明

ぺこぱ松陰寺の“ナスのへた”は自作、オズワルド伊藤は“細稲垣”を釈明

本日12月23日、東京・ヨシモト∞ホールにてトークライブ「芸人夕方座談会『You gatta talk?』」が開催され、「M-1グランプリ2019」ファイナリストのぺこぱ、すゑひろがりず、ニューヨーク、オズワルドらが出演した。

【写真】改めて“細稲垣”を披露するオズワルド伊藤(後列右)。(メディアギャラリー他8件)

昨日の「M-1グランプリ2019」終了直後に出演が決定したというぺこぱ。シュウペイが「(打ち上げで)唐揚げ食べてるタイミングで決まった」と不要な情報を届けると、松陰寺は「細けえタイミングも気になるから言おう」とフォローしてさっそく笑いを誘った。

会場には平日の夕方16時半にもかかわらず、「M-1」の興奮冷めやらぬお笑いファンが集い、ファイナリストたちが語る舞台裏秘話を堪能。敗者復活戦に挑んだくらげはその生中継が自身初のテレビ出演だったのだが、渡辺は相方になんの相談もなく衣装が夏服であることを笑いに変えたアドリブがテレビでの第一声だったと振り返り、芸人たちを驚かせる。

オズワルドは決勝の生放送で伊藤が繰り出した“細稲垣”を反省。メガネを外し、笑神籤プレゼンターとして出演していたラグビー日本代表の稲垣啓太選手にうっすら似ていることをアピールしたその“細稲垣”パフォーマンスを、実際はどんな流れで披露するはずだったのか説明する。想定では暫定ボックス内での掛け合いにするつもりだったが、暫定ボックスに辿り着く前に敗退が決定してしまったためステージ上で発動させ、惨事に。当日「絶対ウケる」とアドバイスしたはずのニューヨーク屋敷は「最後の『また来まーす』やったっけ? あれも不愉快。二度とM-1出るなよ!」とキツく叱りつけつつ、「本当にウケると思ってワクワクしてた」と“細稲垣”の不発を本人以上に悔しがった。

その屋敷は「松ちゃん、82よ」と自分たちの点数の低さを改めて噛みしめる。ほかの芸人たちがあの場でのニューヨークのやり取りが会場の緊張感をほぐした、と称賛するも、嶋佐は「本当に、ただ悲しかった。だってあの点数でファイナル行くわけないじゃん。もう『あー……』みたいな」とそのときの心境を語り、「マジで黙って5分くらい居座ろうと思った」と謎のスイッチが入ったと話す。

また、本番前のメイクの話題になると、松陰寺は自身のヘアセットのこだわりを告白。1500円カットの店でサイドを整えてもらい、前髪だけは自分で切っているそうで、「頭を振ったときにちょっと遅れてついてくる(ナスの)へた、というのを美容師に説明できないから」とその理由を明かす。さらにファーストステージから間髪入れずに臨むことになった2本目のつかみについて、松陰寺がシュウペイに「うしろ」という一言だけでうしろ向きに自己紹介するよう伝えたのだと回想すると、芸人たちは「すげえ!」と湧いた。

彼らは本日24時からAbemaTVで生配信される「スピードワゴンの月曜The NIGHT#180~王者来るか?M-1振り返りSP~」に出演予定。ここでも「M-1」の裏話が聞けそうだ。