「スター・ウォーズ」初の実写ドラマシリーズ「マンダロリアン」が12月26日(木)から配信開始!

引用元:Movie Walker
「スター・ウォーズ」初の実写ドラマシリーズ「マンダロリアン」が12月26日(木)から配信開始!

12月20日に公開された『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』をもって完結となった「スターウォーズ」シリーズ。その初の実写ドラマシリーズとなる「マンダロリアン」が12月26日(木)からディズニーデラックスで配信されることが決定。このたび、予告映像と場面写真が到着した。

【写真を見る】ボバ・フェットを想起させる主人公のマンダロリアンが本作で大活躍!

本作では『スター・ウォーズ ジェダイの復讐』(83)から5年後を舞台に、帝国が崩壊し、ファースト・オーダーが台頭する前の時代に現れた一匹狼の戦士ことマンダロリアンの戦いが全8話で描かれていく。帝国が崩壊し約5年、中央政府が存在しない銀河に作られた新共和国の法は辺境の開拓星には届かずにいた。“自分の身は自分で守り、無法者たちは誰にも干渉されず独自のルールで生きる”そんな時代にバウンティハンターとして生きる一匹狼の凄腕ガンファイターであるマンダロリアンは、T字型バイザー付きマスクに象徴される惑星マンダロアの戦士のアーマーに身を包み、誰も寄せつけない圧倒的な強さを誇っていた。ある日マンダロリアンは、バウンティハンター・ギルドのリーダーであるグリーフ・カルガからある高額な報酬の仕事を依頼される。その仕事とは、ある標的を連れてくること。早速、目的地に向かったマンダロリアンだったが…。

本作の主人公であるマンダロリアン役を演じるのは、2020年6月公開の『ワンダーウーマン 1984』にも出演するペドロ・パスカル。役作りとして、クリント・イーストウッドが主演した「荒野の用心棒」シリーズの“名無しの男”からインスピレーションを受けたというパスカルがどんな演技を見せるのか期待が高まる。加えて、マンダロリアンに仕事を紹介するグリーフ・カルガ役を「ロッキー」シリーズのカール・ウェザース、銀河内戦を生き延びたベテラン兵役経験者だが、社会復帰できない“はみ出し者”のキャラ・デューン役を格闘家で女優のジーナ・カラーノが演じる。また本作には、つねに眉をひそめた表情が特徴のアグノートやマンダロリアンとバディを組む暗殺ドロイドのIG-11といった新たなキャラクターも登場する。さらに、マンダロリアンの日本語吹替版声優を、アニメ映画と幅広く活躍を遂げる阪口周平が務める。「過去2回『スター・ウォーズ』タイトルのオーディションを受けていて両方とも落ちていたので“『スター・ウォーズ』とは縁がないのかな”と思ってました。まさに3度目の正直」で役を掴んだ阪口の吹替えにも注目せずにはいられない。

そして今回、製作総指揮を務めるのは、『アイアンマン』(08)の監督を手掛けたジョン・ファヴロー。本作の脚本も執筆したファブローは「あらゆるディテールが丁寧に作り込まれているので、ファンであればいままでの作品との繋がりと、お馴染みの雰囲気をしっかりと感じ取ることができるはず」とコメントを寄せている。あわせて、「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」などの監督を務め、本作の第1話を監督したデイブ・フィローニやルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディも製作総指揮を担い、「ジュラシック・ワールド」シリーズに出演したブライス・ダラス・ハワードや『ジョシュ・ラビット』(2020年1月17日公開)を監督し、IG-11の声も担当するタイカ・ワイティティ、『DOPE/ドープ!!』(15)のリック・ファミュイワ監督、テレビドラマ「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」の監督を務めたデボラ・チョウが各エピソードの監督を務めるなど、豪華キャスト陣とスタッフが集結する。

到着した予告映像では、砂と岩が広がる大地に、さらし首となったストームトルーパーたちの横をマンダロリアンが通り過ぎると、突如命を狙う者たちから襲撃にあう様子から幕を開ける。しかし、マンダロリアンは攻撃をものともせず敵を返り討ち。さらに無法者たちが集まるサルーンへとやってきたストームトルーパーたちも蹴散らしていく。そんな、マンダロリアンは、グリーフ・カルガに依頼された仕事によって厄介ごとに巻き込まれていくことに。はたして、どんな物語が展開していくのか。

また、あわせて到着した場面写真では、マンダロリアンに登場する新たなキャラクターたちの表情や物語が展開する惑星の様子を捉えたものとなっており、本作の配信にますます胸が高鳴る写真となっている。

なお、配信当日はニコニコ生放送で配信イベントも実施予定とのことなので、ぜひこちらもチェックしてほしい。

エピソードを重ねるごとに明らかになっていく新事実と、グッと惹き込まれるストーリー展開に全米メディアも絶賛の太鼓判を押す本作。豪華キャスト陣とスタッフが贈る話題作をぜひ堪能してほしい!

<スタッフ・キャストコメント>

●ジョン・ファヴロー(製作総指揮・脚本)

「『マンダロリアン』のアイディアを思いついたのは2012年のことです。ルーカスフィルムがディズニー傘下になり、ディズニーが新たな『スター・ウォーズ』の物語を作ろうとしているという話を聞いたとき、私は『スター・ウォーズ』全作品を見直して、私が作りたい物語のメモを書いていました。そして、ディズニーが新たに動画配信サービスをはじめることを発表したとき、まさにそこが、私の語りたい物語にピッタリの場所であると思いました。この作品は、新しい世界で活躍する一匹狼のガンマンであり賞金稼ぎの男の物語がベースとなっています。『スター・ウォーズ ジェダイの復讐』の最後で帝国が崩壊し、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15)でファースト・オーダーが台頭する前の30年間についてはこれまで語られていなかったので、私にとっては非常にやりがいのあるものでした。また、ジョージ・ルーカスが作ったオリジナルの『スター・ウォーズ』が西部劇でありサムライ映画でもあったように、本作もそれらに強く影響を受けています。『スター・ウォーズ』の様々なイースターエッグ(隠れたメッセージ)も本作には含まれていますが、ファンのみんなにはまずは純粋にこの物語を楽しんで欲しいですね!」

●阪口周平(マンダロリアン役)

・「マンダロリアン」の主役の吹き替えを担当することが決まったときのお気持ちは

「とにかく嬉しかったし、自分のなかで1つ悪いジンクスを乗り越えた気持ちでしたね。というのも僕は過去2回『スター・ウォーズ』タイトルのオーディションを受けていて両方とも落ちていたので“『スター・ウォーズ』とは縁がないのかな”と思ってました。まさに3度目の正直!」

・阪口さんからみたマンドー(マンダロリアン)というキャラクターの魅力は

「プロの賞金稼ぎであるマンドーには善も悪もない。そこがいい!でも、とあることをキッカケに芽生える人間味。そこがまたいい!」

・改めて本作の見どころを教えていただけますでしょうか

「『スター・ウォーズ』って僕のなかではあのOP 曲からはじまる壮大で華やかな物語って印象なんです。その華やかさの裏側にある泥臭いサイドストーリーを楽しんでいただきたいですね。あとカワイイは最強(意味深)」

・「スター・ウォーズ」シリーズは映画、アニメを含め様々な作品が公開されていますが、そのなかで特に好きな作品はありますか

「そりゃあ『マンダロリアン』でしょう!それ以外でなら最初の三部作(エピソード4~6)。子ども心にワクワクしました。実は『スター・ウォーズ』とは同い年(1977年生まれ)なので縁を感じます」

・世界中の人々に愛され続けている「スター・ウォーズ」シリーズですが、人々を惹きつける魅力はどんなところだと思いますか

「たくさんあると思いますが、その1つとして“脇役も含めて魅力的なキャラクターが多い”ことかなと。だからこそ今作のようなスピンオフが生まれるのだろうと思う」

・ディズニーデラックスでの12月26日(木)からの独占配信を楽しみにしている視聴者にメッセージをお願いします

「僕自身待ちに待った配信です。ぜひとも一緒に楽しみましょう!」(Movie Walker・文/編集部)