松潤「ファンの皆さんに感謝」 「第52回オリコン年間ランキング2019」1位の嵐、メンバー全員でインタビュー応じる

引用元:ねとらぼ
松潤「ファンの皆さんに感謝」 「第52回オリコン年間ランキング2019」1位の嵐、メンバー全員でインタビュー応じる

 オリコンが2019年の年間音楽ソフト・映像ソフトの売り上げをまとめた「第52回オリコン年間ランキング2019」を発表。アーティスト別セールス部門で嵐が8度目の1位に輝き、メンバーがオリコンのインタビューに応じました(集計期間:2018年12月24日~2019年12月16日付)。

【画像で見る:インタビューに応じた嵐】

 2019年に音楽ソフト(※)の総売上金額が最も高かったアーティストは、嵐。2017年以来2年ぶり通算8度目の「年間アーティスト別セールス部門トータル1位」で、期間内総売上200億円超えは、2001年以来、18年ぶりです。嵐のメンバーはインタビューに対し、次のように答えています。

(※)音楽ソフト……シングル・アルバム・音楽DVD&Blu-ray Disc、デジタルシングル(単曲)・デジタルアルバム・ストリーミング。

――「オリコン年間ランキング2019 アーティスト別セールス部門1位」受賞、おめでとうございます!

松本:ありがとうございます。賞状をいただいたときに“令和元年”と⾔っていたのが印象的でした。令和になった年に、これだけ栄えある賞をいただけたのは、すごくうれしい。僕らがというより、買ってくださったみなさんのおかげですから、ファンのみなさんに感謝したいです。

二宮:ありがたいよね。われわれにとっても、令和になってはじめての賞ですから。自分たちの活動を応援してくださる方たちと一緒に獲れた賞だと思うので、本当にありがたいです。しかも、めちゃくちゃトロフィーもらいましたし! リーダーなんか2個持ってたもんね。

大野:怖かったよ〜。落としちゃいそうで。

二宮:ねぇ!? 本当にすごいなと思いました。

大野:結構重かったよねぇ。

――マッスル部で鍛えていますしね!

大野:いい筋トレになりました(笑)。

櫻井:日本全国で発売する週に、各販売店のスタッフさんが盛り上げてくださって。胸がいっぱいになりましたね。たくさんの人たちのサポートがあってこそ、いただけた賞なんだと思います。ファンの人はもちろん、そうでない方たちも僕らの20周年を盛り上げてくださったと思うので。某大型CDショップの前を通りかかったときもね、店の外はキンプリ……。

二宮:(食い気味に)いや、そんなことないですよ! 中でいろいろやっていただいてますよ、きっと!

松本:そう、中身! 大事なのは中身!(笑)

櫻井:外はキンプリ……。

松本:まぁ勢いあるからね(笑)。

相葉:(カットイン)いやもう、本当に感謝しかないですよ! いろんな人たちのおかげですから。

大野:正直、実感がないんですけど、(声のトーンを下げて)現実ですからね。

櫻井:ハハハハ!

二宮:なんか厳しい感じで受け止めていますけど!?

櫻井:いい話なんですよ!?(笑)

松本:ありがたいんですよ!?(笑)

大野:うん(笑)。みんなも⾔っていたけど、関わってくれた方たち、買ってくれたみなさんと一緒に作れた記録なんだよね。本当に、ありがとうございました。

――「5×20 All the BEST!! 1999-2019」がリリースされた当初、周囲で盛り上がっていた空気は感じ取っていましたか?

櫻井:確か、予約段階で反響がすごいといった感じのことは言っていた気がする。

松本:スタッフさんはうれしいよねぇ。

二宮:工場でCD作った人たちもね。

松本:スタッフが喜んでくれることは、俺らの喜びでもありますから!

――昭和の時代、最初のアーティスト別セールス部門トータル(1968年・昭和43年)が森進⼀さん、平成元年は松任谷由実さん。そして作品別売上数部門アルバムの最初(1970年・昭和45年)が藤圭子さん、平成元年がこれまた松任谷由実さんでした。令和元年は両方とも嵐です。

松本:ありがとうございます!

櫻井:めぐり合わせというか、たまたま、僕らが20周年を迎えるタイミングで元号が新たになり、令和になった。タイミングとして、非常に奇跡的なことだったんですよね。これが1年ズレていたら、また違う形になっていただろうから。

二宮:僕らの20周年が来年だったら、もし賞がいただけたとしても、令和2年だもんね。

――ランキングにまつわる思い出話って何かありますか?

櫻井:数年前に、“お父さんにしたい有名人ランキング”(※)で上位だったというのを見たことがあって。恋人も、結婚相手もとばしてお⽗さんか! と非常に困惑した覚えがあります(笑)。

(※)理想の父親ランキング2014(ORICON NEWS調べ)

相葉:大人っぽいなぁ。どうしよう、全然思い浮かばないよ〜。

櫻井:何年か前に、授賞式のあとに5人で赤坂でラーメン食べた思い出は?(笑)

松本:なんで、あのラーメン屋に行ったんだっけ?

相葉:授賞式の場所から近かったのと、好きなお店だったから!

松本:音楽ランキングの話だと、『A・RA・SHI』でデビューしたあと、僕らも1位を獲れないときもあったからね。そういう時期を経て、今こうやって、いくつも賞をいただけているのが本当にうれしいですよ。

――ジャニーさんに“おめでとう”と言われた思い出などは。

松本:“おめでとう”はないね。ジャニーさんの感覚では、1位は獲って当然という人だから。むしろ「YOUたち、なんで(1位)獲れないの?」って言われたことはある。

櫻井:「信じられない!」ってね。

松本:「知らねぇよ!」「こっちが聞きてぇよ!」っていう(笑)。相手は社長なので、グッと堪えましたが。

櫻井:ハハハハ!

大野:俺もそれ覚えてるな。みんな一緒にいたのかな? 「なんで?」ってすごい⾔われた(笑)。3位とかだったけ?

松本:そう。「台風ジェネレーション」のときね。「YOUたち最悪だよ、なんで獲れないの!」って、ジャニーさん⾔ってたなぁ。

大野:そう言われても、どうすりゃいいか、わかんなかったよね。

相葉:うん。僕らは一生懸命やっていたからね(笑)。

――そんな時代もありつつ、今は⾃分たちの記録を⾃分たちで更新しています。年間ランキングでも、2019年からCDとデジタルとの合算アルバムランキングというのが新設され、そこでも嵐が1位となりました。

松本:合算って、僕らはCD(「5×20 All the BEST!! 1999-2019」)でしか出していないですよね?

――なんですが、CDの売上のみで合算アルバムランキングでも、1位という結果でした。

松本:ますます、ありがたいことです。デジタルを含め、僕らは21年目に入ってからも、いろいろと新しいことを始めさせてもらっている。だから来年も楽しみですよ。よりファンの方に僕らのことを⾝近に感じてもらうために、いろんな選択をしているので。音楽方面でも、新しいことをどんどん進めていきますから、スピード感をもってやっていけたらなと思います。

二宮:嵐チャレンジ、ダンスチャレンジなどもそうですが、JET STORMでアジア4都市に行かせてもらい、直に現地のファンの方に集まってもらったことに触れたことでも、より身近に感じることができたしね。

――最後に、2020年に向けて、楽しみにしていることなど嵐としての抱負をお願いします。

松本:米津玄師くんとのコラボなど、いろんなことができているなぁと実感しています。と同時に、いろんな人に自分たちの音楽が届いてくれたらいいなと。

相葉:2020年も、みんなに楽しんでもらえるように、いろんなことにチャレンジして、思いっきり走り切りたい。活動を休止しますと発表してからずっと、僕らはそんな気持ちでやっているんですよね。だから年が変わるというのも、あまり区切りという感じはしないし、ずっと全速力で走っている感覚なんです。みんなに感謝が伝わるような1年になるよう、音楽はもちろん、いろんなイベントで一緒に楽しんでいきたいです。

櫻井:そうだね。令和2年も頑張ります!

 また作品別売上数部門の合算シングル・シングル1位を獲得したAKB48からは総監督の向井地美音さんがコメント。