山里亮太がフジ特番「テレビ特区」で業界初に挑む

引用元:日刊スポーツ
山里亮太がフジ特番「テレビ特区」で業界初に挑む

フジテレビは、深夜で実験的な企画を試してきた「22世紀計画」プロジェクトの特別編として、南海キャンディーズ山里亮太(42)がMCの2時間生放送「テレビ特区」(30日深夜0時55分)を22日、発表した。

【写真】山里亮太とキスをする「純烈」のリーダー酒井一圭

「自分が本気でやりたい」「他で見たことがない」、そして「置きに行かない」というルールだけで募集された企画を番組にする。ほとんど演出の経験のない入社2~3年目のディレクターたちが中心となって制作中だ。

企画VTR<1>は「メモ泥棒の独白」。普段見ることのない他人の書き残したメモをのぞき見る、業界初の“メモエクスタシーバラエティー”番組。

企画VTR<2>は「日本一うまそうな“餃子耳”選手権」。日本中を熱狂させたラグビーW杯で一度は見たであろう選手の“餃子耳”。そんな餃子耳の持ち主の中で。一番うまそうなのは? を探る。

企画VTR<3>は「人生、たまには流されてみよう」。芸能人がカッパになりきって、川に流されて旅をする。キュウリ型の小型カメラを装着して、カッパ目線で日本の魅力を再発見する。

企画VTR<4>は1分だけ付き合ってください」。「テレビ局員ってモテるんでしょ?」と繰り返し質問されて、嫌気がさしている入社2年目のディレクターが豪華な交際歴を作っていく。

その他、ゴールデンタイムでは絶対やらないクイズや、ディレクター初体験のテレビマンが人気ユーチューバを演出するという企画も。また、いとうせいこうが、テレビ初登場のネクストブレーク芸人を紹介する「LIVE特区」など。

フジテレビ第二制作室の木月洋介チーフプロデューサーは「とにかく、やりたいことだけははっきりしている若手ディレクターたちの企画がたくさん集まりました。おそらくVTRが仕上がるのも生放送ギリギリですし、それが何分のVTRになっているのかも分かりません。面白いものになっているのかも本当に分かりません。それくらいチャレンジングで不完全な番組があったっていいじゃないか。そこで成功したり失敗したりすることが一番若手ディレクターのためになるんじゃないかと思います。フジテレビが久々に、いろんな意味でスリリングな生放送をお送りします」と話している。