「話したい…」嵐・二宮和也が結婚質問に応じた真意と内幕

「話したい…」嵐・二宮和也が結婚質問に応じた真意と内幕

 それは異例の8分間だった――。

 12月16日に行われた「2020年用年賀状 受付開始セレモニー」の記者会見。日本郵便のテレビCMにも出演する嵐の二宮和也(36)と桜井翔(37)が参加した。会見は滞りなく行われたが、異変は終了後に2人が壇上から退くときに起こった。

「会見が終わって退出するとき、報道陣から11月にフリーアナウンサーと結婚した二宮に対して、プライベートに関する質問が飛んだのです。ジャニーズは会見などで報道を厳しくチェックすることで知られています。もし、突撃取材など不測のことを行えば、次からジャニーズのタレントの出る会見にその会社やリポーターが呼ばれなくなる恐れもあります。まして、結婚などのプライベートに関する質問などは普通なら考えられない。他の事務所のタレントならいざ知らず、ジャニタレのときに声かけ取材することは、本当に珍しいんですよ」(ワイドショー関係者)

 報道陣からの直撃取材に二宮は足を止めて応じた。しかも、ひと言ふた言ではなく、8分間という長い時間、記者とのやりとりに応じたのだ。

 現場にいたスポーツ紙記者がこう語る。

「もちろん、二宮への直撃取材に関しては、当日にジャニーズ事務所の関係者からOKをもらっていました。ということは、二宮も少しは結婚について話すとは思っていました。ですが、まさか8分間も止まって“囲み取材”のように、あそこまで気持ちを赤裸々に話すとは予想しませんでした。異例の対応に驚きました」

“予定調和”を重んじるジャニーズが、あえて許した会見後の直撃取材。そこには、結婚発表後に生じた出来事にあるという。

「ファンの動揺も気にしていますが、二宮が最も心を痛めているのは、自分の結婚において嵐が空中分解状態に陥っているという記事がネット上などで出回ってしまっていることなんです。メンバーの松本潤と大野智は、いまだに『おめでとうコメント』を出していません。そのことは、ファンの間で話題になっています。また、女性週刊誌などでは、歌番組で松潤が振り付けを無視して、二宮の肩に手を置いていないなど、仲たがいが生じていることを書いていました。そんな報道からファンの不安を取り除くためにも、あえて自らの口でメディアの前で話したいと、二宮自身が事務所に申し出たそうです。あの会見のウラには、そんなやりとりがあったようですよ」(芸能ジャーナリスト・山田圭氏)

 結婚発表のタイミングについて「デビュー20周年の区切りもあって決断した」と話した二宮。あと1年で活動を休止する嵐にとって、今回の結婚の影響はどこまで広がるのか。