脱退ボイメン田中引退せず、フリーランスで役者活動

名古屋発の男性グループBOYS　AND　MENの田中俊介（29）が30日付でグループを脱退し、所属事務所も退社することが同日、公式サイトで発表された。

同サイトによると、昨年12月に適応障害と診断されたが、本人の希望により、医師の指導のもと、3月からグループ活動を休止してソロ活動を続けてきたという。

しかし、「回復の兆しが見えず、これ以上メンバーや事務所、そしてファンの皆様、関係者の皆様に余計な心配や迷惑をかけたくないと、本人から申し出があり、何度も話し合い、熟慮した結果、脱退と退所という苦渋の結論に至りました」としている。

今後のグループについては「BOYS　AND　MENメンバー9名で更なる飛躍を目指し、ボイメンらしくガムシャラに夢に向かって走り続けますので　引き続き、応援の程、よろしくお願い申し上げます」とつづった。

田中も同日、公式ブログを更新。「ファンの皆様、関係者の皆様へ」と題して、自ら脱退と退所について説明した。

適応障害と診断され「自分でもよく分からない、経験したことのない症状に戸惑い悩みました」と吐露。回復に努めたが一向に回復の兆しが見えず、「こんな状態にも関わらずBOYS　AND　MENと名乗ることに対しての心苦しさ、このまま迷惑をかけ続けることへの申し訳なさがどんどんと増していき、真に勝手ではございますが、最終的に脱退、退所という決断をさせていただきました」と説明した。

さらに「初期メンバーとして結成時から約10年間全てを捧げ愛情を注いできたBOYS　AND　MENからこのようなかたちで離れることになるとは私自身も想像もしていませんでした。復帰を信じて待ってくださっていた皆様、私の帰る場所を守ってくれていたメンバーのみんなを裏切ってしまい本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪。

今後はフリーランスで役者として活動していくといい、「感謝の気持ちを忘れず、皆様に応援していただけるよう精進します」と決意をつづった。