瑞原明奈、役満相当の着順アップツモ 四暗刻テンパイには「振り込みたい」ファンも出現/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
瑞原明奈、役満相当の着順アップツモ 四暗刻テンパイには「振り込みたい」ファンも出現/麻雀・Mリーグ

 大和証券Mリーグ2019・12月20日の第1試合で、U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)がオーラス、南4局1本場で、順位点を含めれば親の役満、4万8000点相当となる貴重な着順アップとなる満貫ツモを決め、ファンを沸かせた。

【映像】瑞原明奈がオーラスで貴重なアガリ(1回戦)

 瑞原は4着目で苦しんでいたが白、中と立て続けに鳴くと、この仕掛けがうまくハマり、結果は白・中・対々和で8000点(+300)のツモアガリ。一気に2着まで順位を上げてフィニッシュした。ラスを引けば順位点で▲30(3万点分)、2着なら+10(1万点分)だったこともあり、このアガリは4万8300点相当の価値。ここ2戦連続でラスを引いていた瑞原の意地のアガリに、ファンも大いに沸いた。

 この試合、瑞原が盛り上げたのは東4局の場面もあった。ドラの一万と5索の待ちで、ツモリ四暗刻テンパイ。対して、EX風林火山・勝又健志(連盟)も先制リーチ、一・四万待ち。高目の一万ならば三色同順となるこちらも大物手だった。残り山に1枚となった一万を巡り、ファンと解説のTEAM雷電・萩原聖人(連盟)も騒然となった。

 両者とも気合の入るめくり合いに、ファンからは「ドキドキ」「瑞原ツモれ」「一発で一万引け」といったエールに加え、美しさとかわいらしさを兼ね備えた、“女海賊”瑞原の表情を見て「瑞原には振り込みたい」といった声もあった。

 解説の萩原も、今期ここまで四暗刻が複数回出ていることを想起し「流行ってますからね!四暗刻!」と大興奮。自身の解説ではまだ役満を見たことがないとして、瑞原のツモに期待を寄せていた。結果は惜しくも流局となったが、その後の役満級のアガリにつながる大きな見せ場となった。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。