稲垣吾郎「連ドラが始まるくらいの会見で…」　NHKのMC番組初回収録、取材陣殺到にテレ笑い

　「新しい地図」の稲垣吾郎（45）が20日、東京・渋谷のNHKで、MCを務める番組「不可避研究中」の初回収録に臨んだ。

　SNSと連動したスマホ発の新ジャーナル番組。5人のディレクターたちがそれぞれの興味や専門性から取材した「研究成果」動画を月～金曜日の日替わりで公式ツイッターに投稿。放送で、稲垣と一緒に投稿された疑問などについて考えていく。初回のテーマは「ジェンダー」で、モデルの市川紗耶（32）、動画クリエイターのそわんわん（20）とトークを繰り広げた。

　収録後の囲み会見で稲垣は、取材陣の多さに「囲み取材って聴いたんですけど、連ドラが始まるくらいの会見で…」と照れ笑い。

　「どんな番組も初めての番組は緊張するんですが、凄く楽しくて。みんなと個性を出してディスカッションし合えた。こういう機会はあまりなかったので」と収録を振り返り、「ここまで熱いものになるとは思っていなかった。まさかジェンダーの話でやらせてもらえるとは思わなかったし」と続けた。

　ジェンダーについては「逆にそういうのを認めてきた人間なので、すごくポワンとして（みなさんの話を）聞いていた」と話した。

　研究していることについては「僕も好きなことは突き詰めるので、日々、研究してます。ワイン、研究しているんですよ、今さら言っても」と前置きした後、「ファンの人にどうしたら喜んでもらえるか。アイドルを研究しているのかな。研究中です。結果はなかなか出ないので」と回答。

　番組名にちなんで「今、不可避なこと」については、「あんまりないですね」と答えた後で、「不可避なこと、考えておかないといけないですよね。MCですからね」と苦笑した。

　稲垣と共演した感想について市川は、「大スターですし、キザなパブリックイメージがあるかもしれないですけど、凄く温かくて」と好印象を抱きつつ、「意外とこういう質問は答えてくれないんだな、というのも感じましたとも。

　そわんわんは「めちゃくちゃフランクで、ゆるいんだなと感じ、リラックスできました」と話した。

　放送は第1回が27日午後11時50分から。第2回、第3回は来年3月に予定。