桑田真澄氏「Mattに野球させたいと思っていた」

引用元:日刊スポーツ
桑田真澄氏「Mattに野球させたいと思っていた」

野球評論家桑田真澄氏(51)が20日、グランフロント大阪北館のナレッジキャピタル・イベントラボ(大阪市北区)で行われた「PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス」(21日~来年2月24日)開会式に、ゲストとして出席した。

世界初の長編CGアニメ映画「トイ・ストーリー」をはじめ、「モンスターズ・インク」、「カーズ」などを手掛けるピクサー・アニメーション・スタジオと、世界最大の科学センターの1つ、ボストンサイエンスミュージアムが共同開発した展覧会。制作工程を体験し、キャラクターや、その世界観がどのように生み出されるのかを学ぶことができる。

桑田氏は「やっぱり大阪はいいですね。ホッとします」とあいさつ。同展覧会をみた感想について「すごく勉強になりますね。僕もアニメが大好きで、初めてこういう仕組みを知ったのですが、もう1度来て、もっと勉強して帰りたいなと思います」と話した。

お気に入りのピクサー作品について「Mr.インクレディブル」を挙げた。「Mr.-」は家族愛がテーマ。次男でアーティストのMatt(25)について「家族というのは思いやりや助け合いというのがすごく大事だと思っています。もう1つ大事にしているのはリスペクト・尊重するという事ですね。僕はずっと野球をやってましたので、Mattにも野球をさせたいなと思っていたのですが、彼は音楽とか美容とか芸能界の道に行きたいという事でしたので、彼の思いを尊重して、リスペクトして、一生懸命、背中を押しているという感じです」と語った。

人生の先輩としてMattには「メディア、ファン対応、生き抜いていく戦略などは一応、僕なりの意見は伝えていますね」と明かした。

「Mr.-」のついて「家族で助け合う、思いやる、アクションシーンもすごいですが、そういう家族愛、友情などのストーリーがあるからこそ人は感動し、こころ温まる映画になってると思います」と笑顔で話した。